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木管五重奏曲[もっかんごじゅうそうきょく]
木管五重奏曲(もっかんごじゅうそうきょく)は、木管楽器を主体とした管楽器による五重奏曲のことである。通常、木管五重奏と言えば、最も一般的なフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットの4種の木管楽器に、ホルンを加えた5本の管楽器による編成を指す。管楽五重奏曲(かんがくごじゅうそうきょく)とも呼ばれる。 == 概要 == 管楽器の室内楽編成は、弦楽器との編成や木管の同属楽器での編成が多いが、木管五重奏はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンの編成が一般的である。これは19世紀ごろに確立された。ホルンは金管楽器だが、慣習的に木管五重奏と呼ばれている。これは弦楽五重奏、金管五重奏らの対比からつけられた名称であるともいわれている。 他の管楽器の室内楽編成と違い、5本の楽器すべてが違う振動体(オーボエとファゴットは同じダブルリードだが)で、音色もすべて違う。それぞれの音色が独立して聞こえ、合わせるのに大層の努力が必要な点では短所でもあり、逆にそれぞれの音色がかき消されずに聞こえる点では長所でもある。吹奏楽が発達した今日、管楽器のアンサンブルも盛んに行われているが、この編成でなくとも木管五重奏と称している場合がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「木管五重奏曲」の詳細全文を読む
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