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本丸会館(ほんまるかいかん)は富山県高岡市本丸町にある建築物。本館、別館、新館、保健センターの4棟から構成されていたが、2012年に保健センターを除いて取り壊された。現在は「高岡市急患医療センター」となっている。 == 概要(本館) == 本館は1934年に株式会社高岡電燈本社ビルとして竣工。清水組(現:清水建設株式会社)の設計技師であり、分離派建築会のメンバーであった矢田茂(1896-1958)が設計を担当した。 本館の外装にはストーンブロックが使われている。内部は柱・大梁・小梁などが現しになっており、建築構造の実直さを表現している。天井には梁を取り囲むように真鍮や漆喰の装飾が施されている。旧客室の天井には壮大な鏝絵が残されており当時の風格を今に伝える。 富山県内に現存する初期モダニズム建築の代表建築作である。 *起工 1933年8月31日 *竣工 1934年7月8日 *施工 合資会社清水組京都支店 *設計 同設計部 *階数 地上3階建、一部屋階 *建築構造 鉄筋コンクリートラーメン造 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「本丸会館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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