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顕如[けんにょ]
顕如(けんにょ)は、戦国時代から安土桃山時代の浄土真宗の僧。顕如は号であり、諱は光佐。院号は信樂院。本願寺第十一世。妻は三条公頼の三女の如春尼。子に教如・顕尊・准如がいる。 織田信長の宿敵であり、武力によって天下統一を狙う信長を仏敵とし、全国の本願寺門徒に信長打倒を呼びかけ、信長に決戦を挑む。軍事的、経済的にも圧倒的に有利な織田軍相手に調略によって信長包囲網を結成し、10年以上にわたって信長と激しい攻防を繰り広げた。 == 生涯 ==
=== 誕生から継承 === 天文12年1月7日(1543年2月20日)、本願寺第十世・証如の長子として誕生。母は庭田重親の娘・顕能尼。天文23年(1554年)8月12日、父である証如が重態となり、12歳で急遽得度。同じ日に元関白である九条稙通の猶子となる(九条家の猶子となるのは父・証如の先例による)〔水野智之「足利義晴~義昭における摂関家・本願寺と将軍・大名」(初出:『織豊期研究』12号(2010年)/所収:久野雅司 編著『シリーズ・室町幕府の研究 第二巻 足利義昭』(戒光祥出版、2015年)ISBN 978-4-86403-162-2)〕。翌13日、証如の死により本願寺を継職し、祖母・鎮永尼の補佐を受けて教団を運営した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「顕如」の詳細全文を読む
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