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シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロ(Chateraise Gateaux Kingdom SAPPORO)は、札幌市北区篠路町篠路および東茨戸にある健康保養施設である。略称は「ガトキン」。 本項では前身の札幌テルメ(さっぽろテルメ)についても述べる。 == 概要 == === 札幌テルメ === 北海道拓殖銀行の支援を受け、理容店やサウナなどを経営していたソフィア中村グループがドイツ・フランクフルト郊外のクアハウス「タウナス・テルメ」と提携〔札幌テルメのロゴはタウナステルメと同一、逆にタウナステルメには日本風建築などの意匠を提供。〕、合弁会社「タウナステルメ札幌」を設立。 北海道中央バスが保有、1986年(昭和61年)3月28日付で廃止された茨戸園の譲渡を受け、クアハウスをイメージした健康増進型のレジャー施設を建設、1988年に開業した。 当初60億円の予定だった総事業費は最終的に110億円に膨れ上がった。バブル景気の象徴ともいえる造りで、開業直後から経営は思わしくなく、1993年には打開策として道外・海外からの集客を見据えた3000人収容の大会議場を備えた地上11階建ての「テルメインターナショナルホテル札幌」を開業。同ホテルも当初50億円の予定だった総工費が最終的には260億円に膨れ上がった。その後はヤオハンを核テナントに据えるなどの方策を推進したが、計画の甘さに加えてバブル崩壊やヤオハンの破綻により経営は泥沼化する一方だった。1997年には支援元である北海道拓殖銀行が経営破綻したことにより翌1998年に自己破産申請をして全営業を停止し、施設を閉鎖した。総事業費は最終的に約450億円に上った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ガトーキングダム・サッポロ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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