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札幌市交通局320形電車(さっぽろしこうつうきょく320がたでんしゃ)とは、札幌市交通局が1957年に導入した札幌市電の路面電車車両である。 == 概要 == 1957年(昭和32年)に登場した。321~327号の7両。同年は札幌市交通局の前身である札幌市電気局の開局30周年であったこともあり、型式名は当時の高田冨與市長により昭和32年にちなんだ320形と名づけられ、580形から若返った番号となった。 正面は同時代の他都市のナニワ工機製車両と共通する3枚窓で、中央の固定窓を左右の開閉可能窓ではさむ構成である。前照灯は腰部と上部の2灯となり、全体のフォルムと共に、330形以降の札幌スタイルの兆しが見られる。 登場当初の塗色は窓周りが淡緑、ほかは濃緑であった。後に330形と同様の塗色に変更されたが、ステンレスの飾り帯は付けられず、白帯となった。 ワンマン化改造が施されたが、一条線廃止に伴い、1973年(昭和48年)4月に廃車となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「札幌市交通局320形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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