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札幌市麻生球場[さっぽろしあさぶきゅうじょう]
札幌市麻生球場(さっぽろしあさぶきゅうじょう)は、北海道札幌市北区麻生町にある野球場。施設は札幌市が所有し、さっぽろ健康スポーツ財団が指定管理者として運営管理を行っている。 ==歴史== かつて市の中心部、中島公園内には札幌市中島球場があり、高校野球、大学野球などアマチュア野球公式戦などが行われていたが、老朽化・狭隘化が著しくなったため新たな野球場を整備する方針が決まった。建設地を北区の麻生町七丁目として整備事業が進められたが、1978年、建設予定地で擦文時代前期(約1,000年前)の遺跡が見つかったため発掘調査が行われ、竪穴式住居や須恵器などが出土した。出土品は文化財に指定され、札幌市埋蔵文化財センターに所蔵された。 麻生球場の整備事業はこの調査終了後に再開され、1980年に竣工、開場した。これに伴い、同年限りで中島球場は閉鎖された。開場以来、高校野球、大学野球などアマチュア公式戦が行われており、高校野球では札幌支部予選の開催場所のひとつとなっている。但し北海道大会は札幌市円山球場で行われるため、札幌圏の球児以外にはあまり馴染みがない。また大学野球では札幌学生野球連盟のうち二部・三部のリーグ戦が行われている。 住宅街の中にあるため、鳴り物を使用しての応援は一切禁止されている。また、すぐ側に下水処理場があるため、周辺には独特の臭気がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「札幌市麻生球場」の詳細全文を読む
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