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朱川 湊人 (しゅかわ みなと、1963年1月7日 - ) は、日本の小説家、大阪府出身。主にホラー小説を執筆する。 東京都立淵江高等学校、慶應義塾大学文学部国文学科卒業。 出版社勤務を経て、2002年に「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。 2005年に『花まんま』で直木賞受賞。 2006年、特撮・アニメ好きがきっかけで『ウルトラマンメビウス』の第32話「怪獣使いの遺産」他2本の脚本を手がけ、後に小説版『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』の執筆を担当した。 == 作風 == ホラーの中でも、昭和30年代から40年代の下町を舞台とした「ノスタルジックホラー」を得意とする。作品には、ホラーゆえの怪奇現象や、人間の性(さが)から発する悲劇はありながらも、更にそれらを包む人間の優しさ、逞しさを絡めた暖かみのあるものが多い。わりあい地味な小説分野であるノスタルジックホラーの認知度を高めた点において、氏の貢献度は大きい。 『わくらば日記』の「わくらば」は、主人公の病弱な姉を表したものと思われるが、漢字では「病葉」で、万葉集などに出てくる言葉である。著者によると、病葉と書くとイメージが暗くなるので、敢えてひらがなにしたとのこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朱川湊人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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