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朴市秦田来津[えちはた の たくつ] 朴市秦 田来津(えちはた の たくつ、生年不詳 - 天智天皇2年8月28日(663年10月5日))は、飛鳥時代の人物。氏は秦、朴市とも記される。姓は造。大花上・秦河勝の子とする系図がある〔「湯次誓願寺系譜伝」(鈴木真年『百家系図』巻第63所収)〕。 == 出自 == 渡来系氏族の秦氏の一族。近江国愛智郡に移り地名を冠して、朴市秦と名乗ったと考えられる〔「朴市秦造」『滋賀県百科事典』大和書房、1984年〕。延暦年間(782年 - 806年)に依知秦公(えちはたのきみ)と記された木簡が発見されている。上蚊野古墳群(愛知郡秦荘町大字上蚊野)は依智(依知)秦氏の居住が色濃く認められる地にあり、古墳時代後期における渡来系氏族の居住が契機となって本格的な群集墳を造営したものと理解されている。 滋賀県東浅井郡浅井町にある湯次山誓願寺には、田来津を秦河勝の子とし、その子孫を誓願寺開基了慶以下誓願寺21世了忍まで繋げる系図がある〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朴市秦田来津」の詳細全文を読む
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