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朴範信[ぱく ぼむしん]
朴 範信 (パク・ボムシン、박범신、1946年 - )は韓国の小説家。忠清南道論山(ノンサン)出身。〔
== 略歴 == 1946年、論山(ノンサン)で生まれる。1973年、中央日報の新春文芸に小説『夏の残骸』が入選して登壇した。彼は繊細で感覚的な筆致で現代人の世態と風物を描いている。 彼の文学は感性的な描写と詩的な文体、そして暗い人生に対するニヒリズム的な対決、非情な文明と人間性に対する批判などが特徴である。現代人の欲望と挫折、排他的な人間性、物質主義のフィリスティニズム、日和見主義などのあらゆる人間の姿を事実的に、そしてロマンチックに、あるいは風刺的に描いている。 1970 - 1980年代作品のほとんどは、暴力の構造的な根元について書いた。しかし、巨大な暴力に立ち向かう小説の主人公にはいつも敗北が決まっていて、敗北の結果は死へ繋がる。また、都市と故郷というダイコトミー的な対立構造を通して価値の世界を解剖しようとする単純な作品構造により「大衆作家」として評価された。1993年、日刊紙に小説を連載していながら絶筆宣言をし、1996年の半ばまで蟄居していた。1996年文学トンネに中編小説『白い牛が引くワゴン』を発表して再び執筆を始めた。この時から自然と生命に関する描写に重点をおいている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「朴範信」の詳細全文を読む
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