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『村上春樹にご用心』(むらかみはるきにごようじん)は、内田樹が著した文芸評論、エッセイ。「村上春樹関係のテクストのほぼすべてを網羅したアンソロジー」〔『村上春樹にご用心』アルテスパブリッシング、2007年9月、247頁。〕本である。 == 概要 == 本書は、(1) 最初の単行本、(2) 増補版、(3) 増補版の文庫版、と3種類あり、それぞれ内容が異なる。 (1) 『村上春樹にご用心』 / アルテスパブリッシング / 2007年9月29日 / ISBN 978-4903951003 (2) 『もういちど村上春樹にご用心』 / アルテスパブリッシング / 2010年11月25日 / ISBN 978-4-903951-37-9 (3) 『もういちど村上春樹にご用心』 / 文春文庫 / 2014年12月4日 / ISBN 978-4-16-790259-9 村上春樹を論じた本は国内で相当数出版されているが、本書のように村上を絶賛するだけの本というのは類がない。タイトルは大滝詠一の「あの娘に御用心」(1976年)から取られている〔そろそろ春だけど (内田樹の研究室 2008年3月5日) 〕。 最初の単行本のカバー・イラストを描いたフジモトマサルは、のちに村上春樹の期間限定サイト「村上さんのところ」(2015年1月15日~5月13日公開)の絵を担当した。 収録された文章の多くは著者のブログ「内田樹の研究室」に掲載されたものである。本書(2007年版)の翻訳は、中国語の簡体字版と繁体字版がそれぞれ出版されている。 版元の株式会社アルテスパブリッシングは2007年4月に設立された会社であるが、『村上春樹にご用心』は同社が最初に出版した1冊である〔ブログ * ARTES 2007年08月 アルテスパブリッシング〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「村上春樹にご用心」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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