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村松城[むらまつじょう] 村松城(むらまつじょう)は、かつて新潟県五泉市にあった日本の城。 == 歴史 ==
上杉氏が越後国を統治していた時代に館があったと伝えられる。寛永16年(1639年)に村上藩主(村上城主)だった堀直竒の次男・堀直時が蒲原郡3万石を分封され、その後の正保元年(1644年)に堀直吉によって陣屋が築かれた上で城下町が形成された。嘉永3年(1850年)九代藩主の堀直央が城主格拝命したことにより大改築が行われた。東西約240メートル、南北約330メートル。 1868年の戊辰戦争で奥羽列藩同盟に加盟した村上藩によって自ら火をかけられた。1872年の廃藩置県で村松県庁舎が置かれたが、県が新潟県に吸収合併された後に土地は払下げされた。1979年から1984年にかけて村松町によって土地が買収されたのちに郷土資料館と民具資料館がつくられ1987年から村松城跡公園となっている。公園には蒲原鉄道の実際の車両も展示されている。〔蒲原鉄道廃線跡調査 〕 近年発見された城郭絵図『御普請方絵図』、『山田岩蔵覚書絵図』、『御目付方御用手控』、『御次勤向覚』などの資料により百分の一の本丸御書院、二の丸南御殿の模型が制作された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「村松城」の詳細全文を読む
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