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東京都交通局800形電車(とうきょうとこうつうきょく800がたでんしゃ)は、1947年(昭和22年)に登場した東京都交通局の路面電車。 ==概要== 1947年(昭和22年)から1948年(昭和23年)に、木南車輌製造と日本鉄道自動車工業で各20両、計40両が製造された戦後初の新造低床小型ボギー車である。 初期生産分の3両は当初700形の増備車として製造され、713から715という番号が与えられていたが、形態や台車が700形と異なるため、4両目からは新形式の800形とされた。 その後、戦災被災車の欠番整理と、戦災復旧車の復帰による番号整理の際に初期生産分も800形に編入され、801~840の番号になった。 主要寸法は700形と同一だが、前面の傾斜と車体両端の絞り込みがなく、ウィンドウシルとヘッダーが復活したことから、どちらかといえば6000形をミニマムにしたような外観をしていた。 700形の特徴であった方向幕横の小窓は、右側の系統表示窓のみとなったが、これも次第に通常の系統板に取って代わられてしまった。使用中止後も埋め込まれることはなかったが、車体色と同じ色で塗り込められていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京都交通局800形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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