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東京都交通局花100形電車 : ウィキペディア日本語版
東京都交通局7500形電車[とうきょうとこうつうきょく7500がたでんしゃ]

東京都交通局7500形電車(とうきょうとこうつうきょく7500がたでんしゃ)は、1962年昭和37年)に登場した東京都交通局路面電車都電車両
ここでは、花電車の東京都交通局花100形電車についても記述する。
== 概要 ==
1956年度から1957年度にかけて合計131両が製造された8000形の後、1959年に事業収支が赤字に転落、交通局と首都整備局の間で路線廃止に関する議論が続いていたこともあり、都電では新造車の投入が途絶えていた。
しかし、8000形は耐用年数を10 - 12年程度として構造を徹底的に簡素化・軽量化して設計されたためすぐに老朽化が始まり、その乗り心地についても簡略化した構造の台車が原因で発生するビビリ振動の大きさ故に不評であった〔このため、一部については本形式竣工後、乗り心地の改善に主眼を置いて設計された改良型台車(交通局形式D-25)を新製して台車交換を実施している。〕。また、一部の路線では廃止の延期や存続の可能性もあった〔実際に27・32系統は後に整理統合の上で荒川線として恒久存続の方針が決定され、それ以外で最後まで残っていた江東地区の5系統については、沿線住民による反対運動の強さから路線廃止を当初計画より半年延期している。〕ため、このまま同形式を増備することもできなかった。そこで、1962年度に都電として5年ぶりの新車投入が決定され、8000形とは異なる設計コンセプトに従い、以下の20両が製造された。
;;7500形7501 - 7510
::日本車輛製造本店製
;;7500形7511 - 7520
::新潟鐵工所
なお、7511 - 7520は都電としては最初で最後の新潟鐵工所への発注車である。
形式称号としては既に8000形が存在したが、数字が逆戻りする形となった。これは本形式が性能は7000形に、スタイルは8000形に準ずることから間をとって7500形と命名されたとされる〔『鉄道ピクトリアル No.614』 p.59。〕。
これらは1962年12月までに竣工し、20両全車が渋谷駅前をターミナルとする6・9・10系統を担当する青山営業所(青山車庫)へ集中配置された。
1963年には都電唯一の狭軌線区であった杉並線の廃止が実施されて経年の浅い同線所属車の改軌・転属が実施され、さらに1967年以降は都の財政再建計画により路線網そのものの廃止が本格化したため、都電の車両新造は本形式20両のあと、1990年8500形8501まで実に28年に渡って途絶えることとなった〔このため、8501の竣工まで本形式は雑誌等で「都電最後の新車」として紹介される機会が多かった。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「東京都交通局7500形電車」の詳細全文を読む



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