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東京高等裁判所判事襲撃事件 : ウィキペディア日本語版 | 東京高裁判事襲撃事件[とうきょうこうさいはんじしゅうげきじけん] 東京高裁判事襲撃事件(とうきょうこうさいはんじしゅうげきじけん)とは、1976年(昭和51年)9月17日に東京都新宿区で発生したゲリラ事件。 有罪判決に対する報復を目的としたゲリラ事件で、日本の新左翼の社青同解放派が起こした事件である。 == 事件の発端 == 狭山事件の控訴審は東京高等裁判所で開かれることになり、寺尾正二判事が裁判長として審理することになった。寺尾判事は第二次羽田事件の差し戻し審で無罪の判決を出していたことから、被告の支援者らは「寺尾判事ならば、きっと無罪判決を下してくれるだろう」と判決を楽観視していた〔寺尾判決30ヵ年糾弾・狭山再審要求・特別抗告審闘争勝利徳島集会 〕。しかし寺尾判事は、狭山事件の被告に無期懲役の有罪判決を言い渡した。 支援者らは、一転して寺尾判事のことを「差別裁判官」呼ばわりし、悪罵を投げつけた。また狭山事件の被告を支援していた新左翼も不穏な動きを見せ、事件前から寺尾判事が住む官舎に爆竹を仕掛けるなどの嫌がらせを行っていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京高裁判事襲撃事件」の詳細全文を読む
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