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東北師範大学[とうほくしはんだいがく]
東北師範大学(とうほくしはんだいがく、、略称「東北師大」「東師」、)は、中華人民共和国吉林省長春市にある国家教育部直属の「211工程」による重点大学のひとつ。1946年の設立当初は「東北大学」と称し、中国共産党が東北地方に設立した最も重要な総合大学で、本部キャンパスのほかに、浄月キャンパスがある。 == 歴史 ==
1946年に「東北大学」という名称で、佳木斯(ジャムス)に創設される。1946年、や華北連合大学(:後のを経て北京外国語大学の前身のひとつ)から百名あまりの教員が「東北大学」に参加し、1948年に吉林大学(現在の吉林大学とは別〔現在の吉林大学の前身のひとつは、1946年に東北行政学院として、ハルビンで設立され、1958年に「吉林大学」と改称した旧・吉林大学であるが、ここで言及しているのは、吉林市で1946年4月に「吉林大学」として設立され、短期間だけ存在した大学のことである。〕)が合流、さらに1949年には、国立長春大学、国立東北大学(後に「東北工学院」を経て現在の「東北大学」)など(の一部)が、次々と合流し、「東北大学」は長春へ移転した。1950年4月、中華人民共和国の教育を発展させるため、東北人民政府は校名を分かりやすくするためとして校名を「東北師範大学」と改めた(同年、「国立東北大学」は「東北工学院」と改称)。その後、1958年に校名は「吉林師範大学」と変更されたが、1980年に再び「東北師範大学」に戻された〔。 1948年に長春に移った当初、当時の「東北大学」の校長だったのは、有名な将軍・張学良の弟である張学思であった(兄弟の父は張作霖)。このほか、教育家の張如心、成仿吾、丁浩川なども東北師範大学の前身校で校長や副校長を務めたことがある。 1971年7月から1977年9月まで、文化大革命の影響を受け、大学は業務を停止していた。再開後、最初の校長を務めたのは劉光であった。1998年からは史寧中が、2012年からは劉益春が校長である。 1995年以来、211工程に位置づけられ、重点的に拡充が進められる大学となっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東北師範大学」の詳細全文を読む
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