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東南極氷床[ひがしなんきょくひょうしょう] 東南極氷床(ひがしなんきょくひょうしょう East Antarctic Ice Sheet EAIS)は南極にある二つの大きな氷床のうちの片方であり、地球上で一番大きい氷床である。西経45度から東経168度の間にある。 東南極氷床は面積、質量ともにかなり西南極氷床より大きい。 東南極氷床と西南極氷床は南極横断山脈で分けられている。殆ど海面下に沈んでいる岩盤に乗った西南極氷床とは逆に、東南極氷床は大きな陸塊に乗っている。東南極氷床にあるものとしては、南極大陸で最も氷の厚い地点(厚さおよそ4,800メートル)、東南極山脈、南極点がある。始新世の終わりにガンブルツェフ山脈から滑り落ちた雪などによって形成されたと考えられている。 ==氷の量の変化== 現在、 地球温暖化に関する国際的な主眼は極冠が融けることにある。 GRACE(en)に基づく研究データによると東南極氷床は一年に570億トンの割合で失われている。 また西南極氷床と東南極氷床と海岸の氷床を合わせた南極氷床全体では、一年に152立方キロメートル(=1390億トン)の割合で失われている〔Velicogna, Isabella; Wahr, John & Scott, Jim (2006-03-02), Antarctic ice sheet losing mass, says University of Colorado study, University of Colorado at Boulder, . Retrieved on 2007-04-21〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東南極氷床」の詳細全文を読む
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