翻訳と辞書
Words near each other
・ 東大寺 (曖昧さ回避)
・ 東大寺の仏像
・ 東大寺の大仏
・ 東大寺の歴史
・ 東大寺万灯会
・ 東大寺万燈会
・ 東大寺三月堂
・ 東大寺二月堂
・ 東大寺二月堂修二会
・ 東大寺修二会
東大寺修理所
・ 東大寺別当次第
・ 東大寺別当統譜
・ 東大寺南大門
・ 東大寺大仏
・ 東大寺大仏殿
・ 東大寺大仏殿の戦い
・ 東大寺大仏殿虹梁
・ 東大寺大勧進職
・ 東大寺学園


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

東大寺修理所 : ウィキペディア日本語版
東大寺造寺所[とうだいじぞうじしょ]
東大寺造寺所(とうだいじぞうじしょ)とは、東大寺造寺司であった造東大寺司の廃止後、造寺・造仏・造営の業務を引き継いだ機関。修理所とも呼ばれた。
== 概要 ==
延暦8年3月16日789年4月15日)に廃止された造東大寺の事業を引き継ぐために発足、財源は東大寺の寺封5000戸(米10000相当)のうち、造営用に充てられていた1000戸(2000斛)分が財源に充てられた(ただし、延暦12年(793年)になって100戸分が新薬師寺に割譲されている)〔『東大寺要録』によれば、延暦12年以後の900戸は丹波国・美作国・周防国・駿河国・上野国・上総国の6か国に分散していており、租である米、庸である絹・調である棉(真綿)・中男作物である油が徴収されていたという。〕。
造寺所は専当1名・知事4名を定員とし、任期は当初は6年、承和10年(843年)には4年とされた。寺僧たちの推挙によって、僧綱が承認し、別当が任命した。後に承認には朝廷太政官牒が必要とされた。定員・任期は昌泰年間以後しばしば変更された。専当・知事の下に建築など実務にあたる各部署があったと推測され、元永元年(1118年)には木工方・瓦工方・鍛冶方などが置かれ、各方には大工-権大工-長-連という組織が確立していたことが知られている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「東大寺造寺所」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.