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東大阪生駒電鉄 : ウィキペディア日本語版
けいはんな線(けいはんなせん)は、大阪府東大阪市の長田駅から奈良県奈良市の学研奈良登美ヶ丘駅を結ぶ近畿日本鉄道(近鉄)の鉄道路線である。Wikipedia:リダイレクト

けいはんな線(けいはんなせん)は、大阪府東大阪市長田駅から奈良県奈良市学研奈良登美ヶ丘駅を結ぶ近畿日本鉄道(近鉄)の鉄道路線である。

けいはんな線の母体となったのは、1977年(昭和52年)に設立された近鉄完全子会社の東大阪生駒電鉄が整備し、1986年(昭和61年)4月1日に近鉄が東大阪生駒電鉄を吸収合併して同年10月1日に近鉄の直営路線として開業した長田駅 - 生駒駅間の東大阪線である。2006年平成18年)3月27日に「京阪奈新線」の仮称で建設されていた生駒駅から学研奈良登美ヶ丘駅までが開業し、それと同時に東大阪線長田駅 - 生駒駅間もけいはんな線に改称された。また、相互直通運転を行っている大阪市営地下鉄中央線との総称として「ゆめはんな」という愛称が付けられている。
当項は、東大阪生駒電鉄・近鉄東大阪線の時代についても取り上げる。
== 概要 ==


長田駅 - 生駒駅間は東大阪線として、沿線の宅地開発が進み混雑が激しくなった近鉄奈良線のバイパスとして開業し、生駒駅 - 学研奈良登美ヶ丘駅間の開業時に東大阪線もけいはんな線に改称された。また相互直通運転が行われている大阪市営地下鉄中央線と当路線の総称として「ゆめはんな」という愛称が公募によって付けられた。これは、生駒駅で乗り換えることなく大阪市営地下鉄中央線本町方面と行き来できることをアピールするためである。
これに対して沿線自治体である東大阪市は、路線名から東大阪が消えた代わりに駅名に東大阪の名を付けるために同市役所の最寄り駅である荒本駅の駅名を東大阪駅に改称するよう近鉄に対して求めている。ただし駅名変更には莫大な費用がかかり、東大阪市は財政難のため、一般的に自治体が負担すべき駅名変更費用を近鉄の負担で行うよう求めている〔変わる近鉄「東大阪」線、けいはんな線に…市名残して インターネット・アーカイブ) - 読売新聞大阪版夕刊 2005年4月6日 〕ことから、その後これ以上の動きはない。
けいはんな線の開業と同時に、大阪市営地下鉄中央線と通しの駅番号が(旧東大阪線区間も含めて)割り当てられている。
荒本以東の接近アナウンスは、他の近鉄の路線と異なり3点チャイムが鳴ってから放送されていたが、延伸開業の6日前の2006年(平成18年)3月21日のダイヤ改正からけいはんな線独自の接近・発車メロディーを導入し、案内放送も更新された〔ただし、回送列車の通過の案内放送は従来通り3点チャイムが鳴ってから放送される。〕。
東大阪線時代は、近鉄のコーポレートカラーであるオレンジとスカイブルー(正確にはソーラーオレンジとアクアブルー、パールホワイトの3色を近鉄所有車両で使用している)を路線のイメージカラーに取り入れており、現在も近鉄所有車両や東大阪線時代からの既存駅設備にその名残が残っているが、けいはんな線への移行時に改めて路線イメージカラーを薄緑(ライムグリーン )に定めている(ただし近鉄車両の色は従来通り)。
全線でスルッとKANSAI対応カードや、PiTaPaICOCASuicaなどの全国相互利用サービスのIC乗車カードが使用できる。Jスルーカード自動券売機での乗車券の購入でのみ利用できる。また、東大阪線時代から引き続き建設費回収のための加算運賃が適用されている。
ほとんどの近鉄線(1500V、架線式)とは異なり、けいはんな線では第三軌条方式が採用されている。これは元々、大阪市営地下鉄中央線を京都府新田辺付近まで延伸する路線計画が原型になっていたためである(詳細後述)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「けいはんな線(けいはんなせん)は、大阪府東大阪市の長田駅から奈良県奈良市の学研奈良登美ヶ丘駅を結ぶ近畿日本鉄道(近鉄)の鉄道路線である。Wikipedia:リダイレクト」の詳細全文を読む



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