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東宮三師[とうぐうさんし]
東宮三師は、太子太師、太子太傅、太子太保の総称である。位階は従一品。皇太子を輔導する官僚であり、一般に高位で信望の厚い大臣が兼任、あるいは選任の者があたった。太子少師、太子少傅、太子少保を総称した東宮三少は東宮三師を輔ける官職である。 皇太子を師を敬い道を重んじる品格に育てるため、、東宮三師は儀礼上、十分に高く崇められた。《百官志四上》には「太子太師、太傅、太保、各一人、従一品。掌輔導皇太子。毎見、迎拝殿門、三師答拝、毎門必譲、三師坐、太子乃坐。与三師書、前名惶恐、后名惶恐再拝。太子出、則乗路備卤簿以従。」とある。 東宮三師と東宮三少は後世には次第に栄誉職と化し、単純に実の伴わない高官の肩書となり、皇太子を教導する責務を負わなくなった。 朝鮮の高麗も東宮三師を設けており、王世子を教導する責務を負った。〔太傅 〕。 ==参考==
*東宮職:日本の律令制下で東宮三師に相当する官職。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東宮三師」の詳細全文を読む
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