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東山手十二番館(ひがしやまてじゅうにばんかん)は、明治時代初期に建てられた長崎県長崎市にある木造の洋館。 長崎市大浦・東山手に現存する洋館としては最も古いもので〔『ながさき自由研究所』長崎市広報広聴課,2013年4月,P64〕、1998年(平成10年)には主屋・附属屋の2棟が国の重要文化財に指定され、現在は「旧居留地私学歴史資料館」として利用されている。 == 概要 == 東山手のオランダ坂近くに位置する木造平屋建ての洋館である。 主屋と附属屋からなっている。主屋には大部屋が三室あり、領事館時代には客間や事務室として用いられたとされる。附属屋は主屋に比べ間取りが狭く、領事館員の居住スペースとして用いられていたとされる。 外壁は主屋・附属屋とも下見板張り、内装は漆喰による仕上げで、西側(海側)に広いベランダを備えている〔。 建築主はアメリカ人商人のウォルシュで〔、竣工当初はロシア領事館として使用され、その後アメリカ領事館やメソジスト派宣教師の住宅に転用された。1976年(昭和51年)に活水学院より長崎市に寄贈された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東山手十二番館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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