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東濃鉄道キハ10形気動車 : ウィキペディア日本語版 | 東濃鉄道キハ10形気動車[とうのうてつどうきは10がたきどうしゃ] 東濃鉄道キハ10形気動車(とうのうてつどうキハ10がたきどうしゃ)は、かつて東濃鉄道駄知線・笠原線で使用されていたガソリンカーである。 キハ12の1両のみ存在した。なお、番号の12は11が欠番ということではなく、1は形式のキハ10形。2は駄知鉄道の気動車の2号機という意味で、駄知鉄道キハ1との連番である。 == 概要 == 駄知鉄道が1931年(昭和6年)に導入した、日本車輌製の半鋼製車体を持つガソリンカーで、偏心動台車と付随台車をもつボギー車(機械式)である。片側には鮮魚台(バケット)が設置されている。ガソリンエンジンは6SRL (60.2kw) を搭載していた。 戦時中はガソリン不足のため付随車として使用され、キハ23〔気動車のうち、キハ23のみ木炭ガス発生装置を搭載して運用されていた。〕や蒸気機関車〔1・2(東濃鉄道1形蒸気機関車)、11(元国鉄2850形蒸気機関車)、No.3(元国鉄1225形蒸気機関車)〕に牽引されていた。戦後、ガソリンカーとして復活するが、1950年(昭和25年)に駄知線が電化されると笠原線に転属。付随車として使用され、1963年(昭和38年)に廃車となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東濃鉄道キハ10形気動車」の詳細全文を読む
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