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杵埼型給糧艦[きねさきがたきゅうりょうかん]
杵埼型給糧艦(きねさきがたきゅうりょうかん)は、日本海軍の給糧艦。同型艦4隻。 == 計画 == 給糧艦として冷凍品や生糧品の運搬の他、漁場で直接魚を買い付け、冷凍して艦隊に供給する要望があった〔#海軍造船技術概要p.913〕。1938年10月商議の支那事変に関連する第3次戦備促進で小型冷凍船(約500トン)2隻の補充が要望され〔#戦史叢書31海軍軍戦備1pp.787-789〕、昭和14年度臨時軍事費で1隻1,574,000円、2隻合計3,147,000円の予算が成立している〔#戦史叢書31海軍軍戦備1p.804〕。小型冷凍船(後の「野埼」)との比較検討のため、1隻は艦型を1,000トン型に拡大した中型冷凍船となった〔。 中型冷凍船の「公称第4006号」(後の「杵埼」)は昭和14年度(1939年)の雑船費で建造され、1940年雑役船として竣工〔、直後に「南進」と改名している。糧食搭載量が小型冷凍船の約2倍あり、こちらが適当とされ〔、1940年に決定した「急追せる世界情勢に即応する戦備促進要領」(後にマル臨計画の一部となる)で3隻が追加された〔#戦史叢書31海軍軍戦備1pp.803-804〕。昭和16年度臨時軍事費(1941年)での予算は1隻2,110,000円、3隻合計6,330,000円だった〔#戦史叢書31海軍軍戦備1p.805〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「杵埼型給糧艦」の詳細全文を読む
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