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松井裕樹 : ウィキペディア日本語版
松井裕樹[まつい ゆうき]

松井 裕樹(まつい ゆうき、1995年10月30日 - )は、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属するプロ野球選手投手)。
== 経歴 ==

=== プロ入り前 ===
神奈川県横浜市出身。名前の裕樹は、「松」の「樹」に豊か(「裕」)に葉っぱがつくようにという由来による。小学校2年生から野球を始め「元石川サンダーボルト」に所属、6年生の時にファンであった横浜ベイスターズジュニアで12球団ジュニアトーナメントに出場した〔。中学時代は「青葉緑東シニア」に所属し、3年時に全国大会で優勝を果たした〔。
山内中学校より桐光学園高校へ進学し、1年秋からエースを務める。1年の冬には走り込みと投げ込みで下半身強化に取り組んだ〔。2年夏の神奈川大会準々決勝では前年まで3季連続優勝の横浜高校から11奪三振を奪い、決勝戦では桐蔭学園から15三振を奪い、チームは5年ぶりに甲子園出場を決めた。
第94回全国高等学校野球選手権大会1回戦の対今治西高校戦では大会史上最多の10連続奪三振1試合22奪三振を記録。ウイニングボールは、記録翌日の8月10日から甲子園歴史館に展示されることとなった。2回戦の常総学院戦でも19奪三振をあげて2試合で41奪三振、これまで板東英二が持っていた2試合計での最多奪三振記録を更新した。2試合連続の毎回奪三振は、2000年の選手権大会坂元弥太郎が記録して以来、史上5度目のことであった。3回戦の対浦添商業高校戦では相手は打席で投手よりに立ち、ソフトボールのようなノーステップ打法を取り入れてきたことから3回二死まで三振がなく1回戦から続いた毎回奪三振は途切れたが、8回から6連続三振に取るなどで最終的に12奪三振を記録。前日にスーパー銭湯での温冷交代浴や、酸素カプセルの使用、マッサージなどを行い臨んだ準々決勝の対光星学院戦でも15奪三振を奪ったが、両チーム無失点で迎えた8回に田村龍弘北條史也に連打され3失点し敗退する。大会通算成績は36イニングを投げ防御率2.25、奪三振率17.00。1大会通算68奪三振は夏の甲子園では歴代3位の記録であり、左腕投手としては2005年辻内崇伸が記録した65奪三振を更新し1大会での史上最多記録となった。
秋の神奈川大会では準々決勝の対平塚学園戦で9回を2安打2失点12奪三振を記録するも敗退し、翌年の選抜大会出場は逃す。プロ野球の複数球団から翌年のドラフト1巡目指名候補に挙げられたが、2年時1月に行われた公開練習の記者会見で進路については未定と答えた。2年冬は走り込みやウエイトトレーニングを増やし下半身の強化に取り組む。3年春にはスライダーを使用しない投球やチェンジアップの精度向上にも取り組み、7月には浦和学院との練習試合で9回を1安打無失点、18奪三振、無四球の快投を見せる。
3年夏の神奈川大会では、準々決勝の対横浜高校戦で淺間大基高濱祐仁から本塁打を浴び、8回を8安打3失点、10奪三振、自己最速の149km/hを記録する投球を見せるも敗退。横浜のコーチの小倉清一郎によると、横浜はスライダーの見極め対策や球威対策に取り組み、さらに配球の偏りや投球フォームの崩れ、クイックモーションでの投球を分析して試合に臨んでいたという。8月には第26回AAA世界野球選手権大会日本代表に選出され、予選1次ラウンドの台湾戦、予選2次ラウンドの韓国戦、決勝のアメリカ戦で先発。9月27日にプロ志望届を提出することを表明。
10月24日に行われたドラフト会議では当年度最多となる5球団(東北楽天ゴールデンイーグルス中日ドラゴンズ福岡ソフトバンクホークス横浜DeNAベイスターズ北海道日本ハムファイターズ)が1位指名で競合し、抽選の結果楽天が交渉権を獲得した。11月28日に契約交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円(金額は推定)で仮契約した。背番号は「自分の野球の原点は高校野球にある。そこで長くつけさせてもらった背番号でスタートしたいと思ったからです」という本人の希望で1に決まった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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