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松井 誠(まつい まこと、1960年4月8日 - )は、福岡県大牟田市出身の日本の俳優。劇団誠の座長であり、自らが創設した新舞踊「誠心流」家元でもある。株式会社MAKOTO所属。 の役で出演。 * 公演で移動するごとに転校を余儀なくされ、友達とも遊べず、給食さえ食べる事のできない一座の生活に嫌気が差し、中学卒業後夜汽車で家出し上京。 * 新宿の歌舞伎町で年齢をごまかしてホストクラブで働いた。幼い頃から舞台に立ち、いろいろな人と出会ってきただけに客あしらいもうまく、次第に売れっ子になった。しかし、ハードな仕事と酒、ストレスのために17歳の時に胃潰瘍と十二指腸潰瘍の手術をする〔日刊スポーツ2009年12月8日記事より。〕。 * 東京で帝劇の『屋根の上のヴァイオリン弾き』を見て感動。客席との距離が近い小さな劇場で飲み食いしながらにぎやかに見る客の中で育った松井にとって、大きな劇場で静かに見る公演は見たこともない光景だったという。それがきっかけとなり、自分なりの役者像を思い描くことになった〔。 * 18歳の時に劇団員が少なくなって困っていた両親のために、九州へ帰り舞台に立ち人気を博す。 * 再び大舞台の役者となるべく1986年3月、25歳の時に一から「劇団誠」を立ち上げた〔『スタジオパークからこんにちは』(NHK)2007年6月8日の回に出演。これまでの役者人生について深く語った。〕。 * 近年は大小劇場での公演以外でもメディア作品に積極的に出演。2007年NHK大河ドラマ『風林火山』では北条氏康役を演じた。 * 女優の西尾三枝子と結婚し、二子に恵まれたが、2002年に離婚。その後、共演し ==逸話== * NHK大河ドラマ『炎立つ』の第一部において第9、10話にゲスト出演。この時演じた高階経重が公家であったために「イメージが違う」とファンの人から苦情が来た。そのため、2007年同枠で製作された『風林火山』への出演が決まったときは嬉しかったという〔『風林火山』ガイドブックより。〕。ただ、高階経重が登場する実写作品は『炎立つ』のみであり、それ以外の実写作品には登場しない(当然のことながら、経重を演じた俳優は松井のみである)。 * 「劇団・誠」ではおひねりを廃止している。帰郷した松井はおひねりにより、演技が中断されること、「いつのまにか、あのお客さんからは10万円もらえるかな、とか計算してしまう」とかつてのホストとそれに貢ぐ客の関係と似た匂いを感じたこと、芸がおざなりになってしまうのではないかという不安を持っていたことが理由である〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松井誠」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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