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マツバボタン
マツバボタン(松葉牡丹、学名''Portulaca grandiflora'')とはスベリヒユ科の植物の一種。ヒメマツバボタン(''P. pilosa'')の亜種(''P. pilosa'' subsp. ''grandiflora'')とされることもある。学名のポルチュラーカはラテン語で門を意味するポルチュラに由来する。花が昼に開き、夜に閉じる様が門を彷彿とさせることからこの名がついたと解釈されている。日本ではホロビンソウ(不亡草)とも呼ばれ、年々種が零れて新たな花が生えだしてくるのでこう呼ばれている。 南アメリカ原産の一年草。アルゼンチン、ブラジル南部、ウルグアイに自然分布する。葉は多肉で、高温と乾燥に対して非常に強い。世話のほとんど不要なくらい丈夫である。種子は非常に細かく、こぼれ種でもよく繁殖する。開花期は6~9月頃。美しい花を観賞するためによく栽培される。花弁の色は白、黄、赤、オレンジ、ピンクなどで、八重咲きの品種も作出されている。 マツバギクと名前が似ているが、マツバギクは同目別科のツルナ科の植物である。 == 参考文献 ==
*中村浩「園芸植物名の由来」(東京書籍)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マツバボタン」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Portulaca grandiflora 」があります。
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