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板取街道[いたどりかいどう]
板取街道(いたどりかいどう)は、岐阜県関市板取の板取川に沿った峠道岐阜県道52号白鳥板取線(板取白谷~板取三洞までの23.5km)の名称である。街道沿いには約7万本のアジサイが植えられていることから別名「アジサイロード」とも呼ばれている。アジサイの咲く6月には街道沿いはもちろん板取地区内が淡いブルーやピンクのアジサイで埋め尽くされ、街道沿いでは車で訪れた人々が車から降り散歩をしながら花を観賞している。また6月はアユ釣りの解禁が重なるため観光客と釣り人により大変混雑するので注意が必要である。1986年に「日本の道100選」に選ばれた。 == アジサイロードの歴史 == 街道沿いのアジサイ群は植樹により生まれたもので、関市に吸収合併される以前の板取村からの取り組みにより現在に至る。この取り組みは岐阜県のフラワーロード事業の一環として1976年に始められたもので、「梅雨のうっとうしい時期に花を見て心を豊かにしよう」と当時の村長により発案された。植樹として「アジサイ」が選ばれたのは、梅雨に花が咲く、挿し木によって増やすのが容易、冬の寒さに強いなどの条件によるものである。村内では街道沿いだけでなく村全体の景観整備を進めるために、地元の老人クラブや役場の職員などによって年間約4千本のペースで植樹を進めていて最終的には100万本を目標にしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「板取街道」の詳細全文を読む
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