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枕飾り[まくらかざり]
枕飾り(まくらかざり)とは、亡くなった者を自宅に安置した際、遺体の枕元(またはその傍ら)に置く台(供物台)である。なお、地域や宗派によって台に置くものが異なることがある。 ==仏式の枕飾り== 白木(しらき)の小台または白い布をかぶせた小台に三具足(香炉・花瓶・燭台)のほか、鈴(りん)、枕飯(まくらめし=山盛りにご飯を盛った茶碗に2本の箸を垂直に挿したもの・「一膳飯」(いちぜんめし)ともいう)、枕団子(まくらだんご=三宝または皿に半紙など白い紙を敷き、その上にもった小さな白い団子)、浄水などを置き、花瓶にはシキミまたは菊などを生けた物を置く。なお、この時飾る花(またはシキミ)を枕花(まくらばな)と称することがある。 なお、枕飯(一膳飯)や枕団子は、死出の旅の食料とされるが、死出の旅を説かない浄土真宗では用いられない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「枕飾り」の詳細全文を読む
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