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林卓人 : ウィキペディア日本語版
林卓人[はやし たくと]

林 卓人(はやし たくと、1982年8月9日 - )は、大阪府茨木市出身のサッカー選手Jリーグサンフレッチェ広島所属。ポジションはゴールキーパー金光大阪高等学校卒業。
== 来歴 ==
茨木小学校FC、市立養精中出身。中学までは全国的には無名な存在で、金光大阪高等学校へ進学後頭角を現す。高校の2年先輩に斉藤大介、 1年後輩に中田洋平田中淳也がいる。2000年高校3年時インターハイ出場、同年セレッソ大阪強化指定選手として登録された。
2001年、サンフレッチェ広島とプロ契約する。同期入団に河野淳吾田中マルクス闘莉王西嶋弘之寺内良太梅田直哉李漢宰がいた〔。2002年から下田崇の控え、2ndGKとなる。J1最終節対コンサドーレ札幌戦にて相手FW相川進也と接触した下田の負傷により途中出場(なおその後に相川も林と接触し交代している)、これが林のJリーグ初出場となった。この試合は曽田雄志Vゴールを許して敗戦、広島はJ2降格となった(なおこれがJリーグ史上最後のVゴールである)。同年の天皇杯では下田の怪我によりレギュラーとして出場、広島を準決勝まで進出させる原動力となった。2003年、下田が怪我から復帰すると全く出場機会が与えられなかった。
一方で林はプロ入り以来、各年代の日本代表に選ばれた。2003年カタール国際親善トーナメントでU-22日本代表に、アテネオリンピック最終予選では全6試合に出場し、日本チームをオリンピック出場へと導いた。しかし2004年アテネ五輪本大会においては、正GKにオーバーエイジ枠として曽ヶ端準が抜擢され、さらに腰痛のため控えの座も黒河貴矢に奪われて選外(補欠)となりベンチ外となった。
2005年、藤ヶ谷陽介の移籍に伴い正GKを探していたコンサドーレ札幌へ完全移籍した。移籍金8000万円(移籍金#日本国内におけるシステム参照)。移籍直後から正GKの座を獲得したが、2006年終盤に持病の腰痛が悪化、不用意なミスも重なって正GKを佐藤優也に明け渡した。2007年には高木貴弘の加入もあって、ベンチ入りすらできない状況に陥った。
2007年6月、小針清允シュナイダー潤之介の負傷に伴い、GKを探していたベガルタ仙台期限付き移籍。移籍早々から正GKとして起用されるようになり、小針やシュナイダーが戦線復帰を果たした後も正GKの座を譲ることはなかった。期限付き移籍を延長した2008年は、体調不良により欠場した第12節広島戦を除く、41試合に出場し、J1・J2入れ替え戦進出に貢献したが、その入れ替え戦で、ジュビロ磐田松浦拓弥に2試合で3失点を許し、J1昇格を逃した。2009年も期限付き移籍を延長。このシーズンはリーグ戦全51試合にフルタイム出場し、失点をリーグ最少の39に抑え、J2優勝およびJ1昇格に貢献した。札幌の復帰要請を断り、2010年仙台に完全移籍。以降も2013年までリーグ戦をフルタイム出場してチームを支えた。特に、2011年には34試合で25失点に抑え、Jリーグ記録〔J1のシーズン最少失点記録は、2008年に大分トリニータが記録した24。〕にはあと一歩及ばなかったものの、最少失点・最多完封 (14完封) の堅守を見せた。2013年には共同主将の一人に起用された。
この仙台での活躍により、林は2012年2月、初のA代表入りを果たした。24日のアイスランドとの親善試合でベンチ入りしたが、出場機会はなく2013年7月の東アジアカップ2013で2度目の代表選出も、またも出場機会なしに終わった(この時は代表23人の中で唯一の不出場であった)。
2014年、西川周作浦和レッドダイヤモンズ移籍に伴い正GKを探していたサンフレッチェ広島に完全移籍。10年ぶりの古巣復帰となった。同年開幕節の対セレッソ大阪戦(長居)で219試合連続出場を達成し、これまで服部公太が持っていたリーグ戦連続出場記録を更新した〔ただし、Jリーグは同一リーグ内の記録しか認めていないため、J1とJ2にまたがる林・服部の記録はいずれも参考記録扱い。〕。なお、林は同年第18節の対鹿島アントラーズ戦(カシマ)を欠場したため、この記録は235試合で止まっている。また、この記録は同年に鹿島の曽ヶ端準によって破られている〔なお曽ヶ端はすべてJ1での出場であり、正式な記録として残っている〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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