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柏原太郎左衛門 : ウィキペディア日本語版
柏原太郎左衛門[かしわばら たろうざえもん]
柏原太郎左衛門(かしわばら たろうざえもん、1577年 - 1651年)は、江戸時代前期の貿易商。
== 概要 ==
小堀遠江守政一の家臣・柏原兵部左衛門の子として、摂津国に生まれる〔津(三重県津市)生まれの説も有り。松本吉郎編『傳記柏原太郎左衛門』郷土資料 小川図書館蔵、1987年〕。16歳の時、一門の者と共に、豊臣秀吉が主導した文禄の役加藤清正の家来として参戦する。
後、町人となり熊本城下小川町(現・宇城市)・長崎に「天野屋」という屋号の店を構え商業を営む。1628年寛永5年)、長崎代官末次平蔵オランダの台湾長官ノイツとの間で起きた紛争・高砂事件(タイオワン事件)で活躍する〔鈴木喬編『熊本の人物』熊本日日新聞社、1982年、74-75頁〕。
小川町の繁栄に尽力し、竹崎季長鉄眼禅師とともに 小川の三傑 と称される。墓は、熊本県宇城市小川町、円立寺裏の墓地にある〔小川町史編纂委員会『小川町史』小川町役場(熊本県)、1979年〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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