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咲-Saki-の登場人物(さきのとうじょうじんぶつ)では、小林立の漫画作品『咲-Saki-』及びそれを原作としたドラマCD・テレビアニメ・ゲームの登場人物について解説する。 担当声優は、注記のない限り、テレビアニメ版・ゲーム『咲-Saki- Portable』に準ずるものとする。また、誕生日については原作公式ガイドブック『咲-Saki- ラブじゃん♥ マホちゃんの必殺技完成!』、『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』アニメBD封入特典「プロ麻雀煎餅カード」及び作者のホームページ内のキャラクター誕生日・身長一覧〔咲-Saki- Characters 〕での記載内容を元にした。 なお、作中で登場する架空の高校名は、清澄高校を除いて、その都道府県に実在する自治体内の地名、施設、名所などから名付けられている。 == 長野県 == === 清澄高校 === 読み方は「きよすみ」〔東京都江東区にある公園であり、自身の作品である『FATALIZER』にも登場する。〕。麻雀では無名の公立高校。長野県内では麻雀に本格的に取り組もうと考える生徒は、風越女子高校をはじめとした強豪校に進むことが多いため、麻雀部員は不足気味であり、竹井久が入学したころは廃部寸前の状態だった。新1年生の宮永咲、原村和、片岡優希の入部により女子は団体戦に出場することが可能になった。インターハイ県予選団体戦決勝では龍門渕高校、風越女子、鶴賀学園と対戦。龍門渕高校に逆転で勝利し、インターハイへの出場を決めた。 ; : 声 - 植田佳奈 : 本作の主人公。1年生。10月27日生まれ。身長155cm。大将を務める。 : 気が弱くて泣き虫なドジっ娘(初期はそれらしい描写は見せず、目立った個性もなかった)。普段は読書が趣味で、麻雀部入部前に本を貸すという竹井久の誘いに乗って麻雀部の部室に行ったこともある。現在は父子家庭で、別居中の母と姉の宮永照は東京にいる。 : 家族麻雀で負ければお年玉〔アニメではお菓子に変更されている。〕を巻き上げられ、勝ちすぎると嫌な顔をされるからという理由で、勝ちも負けもしないようにプラスマイナスゼロで終局させる打ち方を身につけた。そのため当初は染谷まこから、「プラマイゼロ子」、「ゼロ子」などと呼ばれていた。(入部後は「咲」と呼ぶようになる。)須賀京太郎に半ば強引に連れてこられた部室で、初めて家族以外と打った麻雀でも、全中覇者・原村和を含む面子に対して3回連続でプラマイゼロを達成し、翌日には東風・赤入りの上に他家が意図的にそれを妨害してくるという極めて困難な状況においてもプラマイゼロを再現した。続けて久から言われた「次は勝ってみなさい」という言葉を受けて、生涯初の役満〔それまでは出来ても崩していた。〕を和了り快勝、その圧倒的な力量差を見せつける。この際に和から投げかけられた「麻雀を好きでもないあなたに負けたのが悔しい」という言葉と、確執を抱える姉とも麻雀を通してなら話せる気がするという思いから、麻雀に対して真剣に取り組むようになる。 : 好きな役でもある得意役は自分の名前に類似した嶺上開花〔実はこの役が好きになった理由には姉の照が関係している。咲自身はそのことを自覚していないが、夢の中の過去の回想で明らかになっている。〕。ただし嶺上開花は結果に過ぎず、実際には「槓材が流れてくる」「嶺上牌を正確に察知する」「槓をすることで他家の手に影響を与え、それを逆用して自分の和了りに生かしたり他家の手を潰したりする」のが作中での能力である。 : 闘牌においてもこの能力を前提として、基本的に第一嶺上牌で和了する、あるいは手を進めることを前提に手作りをするため、対局相手に先に槓をされると困ってしまうような描写が見られる他に、リスクを伴う〔親リーに対しての槓や大明槓、加槓など〕槓を多用、槓をするために地獄単騎に受けるなど、咲本人や能力を知っている人物から見れば当然の打牌であっても、第三者からその打ち筋は初心者のように見えてしまう。対子系の手しか作れないというわけではなく、順子系の手で和了ることもある。また、当たり牌を故意に加槓し槍槓させるという高度な差し込みをするなど、その打ち回しの自在性は非常に高い。裸足で麻雀をすることが咲にとっては最も自然体であり、本気を出す時は靴下を脱ぐ。 : 相手の気配に敏感で、藤田靖子、天江衣、神代小蒔などに対して反応を見せている。一方で、反応される側になることもあり、龍門渕や阿知賀の面々に対してプレッシャーを与えているが、本人は自覚していない〔どちらも迷子になっているシーンである。〕。 : 気が弱いために威圧感のある相手の前では萎縮してしまう欠点もあるが、インターハイ県予選を迎え、より強い相手を求めるなど成長した一面を見せている。 : 全国大会の抽選会の日に寝ぼけて染谷まこのスカートをはいて以降、膝丈のスカートをはくようになった。 : 極度の方向音痴であり、見知らぬ建物で単独行動を取ると高確率で迷子となる。 : 物語初期においては京太郎が和に対して好意を見せるとムッとするような描写があったが、現在は見られなくなっている。 : インターハイ長野県予選団体決勝大将戦では、天江衣、池田華菜、加治木ゆみと対局する。前半戦では天江衣の圧倒的な力にまるで歯が立たず、気圧され萎縮してしまう。しかし休憩中に和から激励の言葉を受けたことで後半戦から本来の力を発揮し、自身と衣の相性の良さから次第に追い上げ始め、オーラスで衣に役満を責任払いさせて逆転優勝した。このことから全国の一部の選手や監督から「あの天江衣を倒した選手」として注目されている(基本的に清澄で注目されているのは和)。 : インターハイ第2回戦第3試合大将戦では、全国の猛者たちを相手に2連続プラマイゼロを成し遂げている(25000点持ちの半荘として考えた場合)〔当の本人はそれしかできなかったと語っているが靴下を脱ぐことを忘れていた。〕。それでも1位抜けしている。 :; アニメ版 :: インターハイ県予選個人戦〔原作では個人戦の具体的な描写はなく、第57局でアニメ版のダイジェスト的に語られたのみである。〕では、1年である自分よりも先輩達が全国に行ったほうが良いと考え、予選では24位、本選でも4戦目までプラスマイナスゼロの麻雀をしたため、それに気づいた和に叱咤される。その後驚異的な追い上げを見せ、久を1点差でかわして3位に滑り込み、個人戦でも全国大会出場を決めた。 :; 咲日和 :: 読書が趣味の文学少女としての面が発揮され、読書運動の本選びに迷う華菜の無理難題にアドバイスをしたこともある。 ; : 声 - 小清水亜美 : 1年生。10月4日生まれ。身長154cm。本作の準主人公。副将を務める。優れた容姿と年齢に反して大きく育った豊満で撓な胸〔作者の小林によれば、作品開始当初はJカップで、その後数カ月でKカップへと成長している。その際、B100ということも判明している(作者公式ホームページ2014年5月21日の記述より)。〕、ピンク色のツインテールが特徴的〔ただし、全国大会以降は左側をサイドアップしたヘアスタイルとなっており、右側にはリボンがない。〕な美少女で、アイドル的な人気があり、天才と称されることもある。父は弁護士、母は検察官をしている。 : 全国中学生麻雀大会(インターミドル)個人戦優勝の経験を持つ実力者で、運に頼らない完全理論派(デジタル)の打ち手。ネット麻雀ではのどっちのハンドルネームで伝説的強者として知られ、世間では運営スタッフが用意したプログラムとまで言われる〔のどっちが和であるのを知っているのは久ら清澄麻雀部部員程度。ただ透華はほぼ看破している。〕。局の初めに5秒ほどの考慮をする以外は即断即決で手を進め、どの牌が来たらどれを切るかということを、和了率のみならず得点期待値まで完璧に計算に入れた上で打つことができる。 : 物語の冒頭で宮永咲と出会い、その常識外れの打ち方に衝撃を受ける。咲が麻雀が好きではない言ったことや時に手加減をしてしまうことから、咲の入部後もしばらくは2人の関係は良好ではなかったが、家庭事情を打ち明けられ、一緒に全国大会に行くことを約束をしたことがきっかけで親密になる。以降麻雀を通じて友情を深めており、ときに好意を持っている描写も見られる。 : 久に対しては、その打ち方を理解できないとしながらも、「あの人に任せて悪くなったことなんてない」、「中堅戦は部長だから心配ない」など、強い信頼を寄せている。 : リアルでの麻雀ではイージーミスが多かったが、竹井久の「ペンギンを抱くと自宅と同じように眠れるのなら、ペンギンを抱けば自宅と同じように打てるかもしれない」という思い付きによりエトペン〔「エトピリカになりたかったペンギン」という架空の絵本の主人公〕のぬいぐるみを抱いて打つようになってからは集中力が増し、ミスも大きく減り、藤田靖子をして「以前とは次元が違う」と言わしめた。その集中力がある点を超えるとのぼせたような雰囲気(覚醒状態)になり、リアルの麻雀をデジタルのゲーム画面のように知覚し、他者の気配に影響を受けることもなくなり、のどっちと同じ闘牌をすることができるようになる。その状態の和を久はデジタルの神の化身と評した。 : デジタルの打ち手であっても能力の存在を認識しているのが通常〔透華や憧など。〕の当作品において、「そんなオカルトありえません」「一時的なランダムの偏りを流れとかジンクスだと思い込んで心縛られてるだけ」と、オカルトを全否定する態度を貫いている。インターハイ第2回戦第3試合においても、愛宕絹恵・臼沢塞が薄墨初美の能力を警戒して協力体制を見せる中、一人無警戒に鳴かせてしまい両者からあきれられている。 : 普段は停電が怖い、初美のボゼ姿に怯えるなど、やや臆病な面があるが、藤田プロに惨敗した後で弱気になる咲に対して、「1回負けたくらいでメソメソするな」「この10日間で誰よりも強くなればいい」と叱咤するなど、麻雀においては非常に真剣で勝気。 : 中学2年のとき奈良から長野に引越してきており、登校時にぶつかってきた片岡優希と知り合って友達となり、後に2人で麻雀部に入部。そこで先輩の花田煌、後輩の室橋裕子と出会う。翌年には新入生の夢乃マホも加わり、インターミドルに参戦、団体戦では初戦で敗退するも、個人戦では優勝している。 : 高校進学の際に多くのスカウトを受けたが、麻雀無名校である清澄高校に進学した。父親からは東京の進学校に進むことを拒否してまで麻雀を続けることを反対されたが、友達が出来た今の町を離れるのを拒み、高校生麻雀大会の全国優勝を果たすことで清澄高校に残ることを検討してもらう約束をした。 : 普段から年上年下無関係で丁寧語や敬語を使うが、旧友である優希に対しては、名前を呼び捨てにする。咲に対しては「宮永さん」呼んでいたが、全国大会以降は「咲さん」と呼んでいる〔アニメ版のみ合同合宿において2人が下の名前で呼び合うようになる経緯が描かれている〕。他者からの呼び名は、「原村さん」「のどかちゃん」「原村」「和」「のどちゃん」「はらむらののか」「おっぱいさん」と多数ある。 : 軽い少女趣味で、試合の際に抱いているエトペンはもともと愛用の抱き枕であり、自宅以外で寝るときもエトペンがないと眠れない。また優希の腰に付けているセアミィも和の趣味による物である。染谷まこの雀荘にバイトで駆り出された際も、メイド服を着せられて恥ずかしがる咲とは対照的に満更でもない素振りを見せている。 : 自室には自動卓やパソコン、高級デスクチェア「アーロンチェア」などがある。 : 左利きである〔ペンや箸を左手で持つ描写が見える(麻雀は基本的に右手で打つのがマナーであるため、作中では分かりにくい)。〕。 :; アニメ版 :: 咲に対して、手を握られたりすると真っ赤になるなど好意を持つ描写が増加している。長野県予選個人戦では本選2位となり、咲とともに個人戦でも全国大会出場を決めた。 :; 阿知賀編 :: 小学6年生の頃に母親の仕事の都合で東京から奈良に引っ越し、高鴨穏乃と新子憧に誘われて阿知賀こども麻雀クラブに所属する。この時点で既に胸が大きく発育しており、その大きさは松実玄や赤土晴絵を驚かせるほどである。また、穏乃達にはもやしっこと言われるほど体力がなかった。その後阿知賀女子学院中等部に進学するが、2年の初めに長野に転居、高遠原中学校に転校する。その後、中学3年時のインターミドル個人戦では全国優勝を成し遂げ、そのテレビ中継をたまたま穏乃が視聴していたことが、阿知賀女子の麻雀部を復活させるきっかけとなった。 ; : 声 - 釘宮理恵 : 1年生。9月16日生まれ。身長143cm。先鋒を務める。お気楽にして豪快な性格だが、同学年の宮永咲や原村和の前では涙を見せたがらないなど気が強い一面もある。語尾に「じぇ」や「じょ」をつけるなど、しゃべり方が特徴的。制服の腰に猫(「セアミー・ノル・ユルフィオ」こと「猫蛇セアミィ」)のアクセサリーを巻き、フリルの付いたハイネックとニーソックスを着用している。 : 速攻型で、東場(東南戦前半)では強いが、後半になると失速するタイプで、本人はこれについて「天才だけど集中力が持続しない」と自評し、トップクラスの実力を持っていると思っている。格下の相手にはその実力を見せつけ圧倒するが、同じ麻雀部の咲や和、県大会団体決勝戦の相手の井上純や福路美穂子、アニメ版の県予選個人戦での南浦数絵など、格上の相手にはあっさりと敗れることも多い。先鋒は最も実力のある者を据えるのがセオリーなため、「我最強」と勇んでいたが、染谷まこに(優希が先鋒なのは)点数移動計算ができないからだと一蹴された。東初の起家を担当する確率が高く、個人戦でみせた東場での爆発力は全国の強豪校にも警戒され、末原恭子からは「常識の外にいる生き物かもしれない」と評されている。他家に鳴きを入れられると調子が狂うという弱点があったが、4校合同合宿で純に鍛えてもらい克服している。また実力があるも上記のように自信過剰な部分があるため、油断し、敗退することもある。 : タコスが大好物で、清澄高校への進学を希望したのは「学食にタコスがあるから」。タコス以外にも、たこ焼きやたこさんウィンナーなど名前に「たこ」が付く食べ物を食べればパワーに出来、これを「タコスぢから」と呼んでいる〔逆にある程度の時間を置きすぎるとこの力が急激に低下減少する(いわゆるタコス切れ状態)。その為にタコスを常時補給する必要がある。なお、純正タコス以外の場合はこの力は実力(パワー)も持続力も実質純正時以下になる。〕。 : 和とは高遠原中学時代から仲が良く、インターミドルチャンピオンである和が麻雀無名校の清澄高校に進学する要因を作った人物である。須賀京太郎に絡んだり、ちょっかいを出したりする描写が多いが、本気で好意を抱いているかどうかは定かでない。 : インターハイ第2回戦第3試合先鋒戦では、終始トップをキープするもオーラスで九面を降ろした神代小蒔に三倍満を振り込み3位に転落した。 : インターハイBブロック準決勝先鋒戦では、部長の指示で決勝戦で当たるチャンピオン対策として鳴きを利用することで打点を捨て速度を上げるための調整を行っていた。前半戦の東場では、インターハイ個人戦3位の辻垣内智葉を相手に善戦するも南場では全く歯が立たず上重漫が爆発したこともあり他校二つに大差をつけられ3位となる。 : 単行本のカバー裏では、彼女が主役のパラレルワールド的な冒険物語が繰り広げられている。 :; アニメ版 :: インターハイ県予選個人戦では東風戦型式の予選を「ボーナスステージ」と称し、+436という圧倒的なスコアで1位の成績を収め有頂天となるが、本選は東南戦(半荘戦)であることを当日に知り〔大会前の注意事項の1つとして伝えられていたにもかかわらず、優希本人が聞いていなかったのが原因。〕、「私に対する陰謀か」などと抗議していた。結果本選では、予選のような活躍は見せられずに終わっている〔タコス切れによるモチベーションの低下も一因。〕。 ; : 声 - 伊藤静 : 3年生。11月13日生まれ。身長164cm。清澄高校学生議会長〔清澄高校では「生徒会」ではなく「学生議会」と呼ぶ。〕。中堅を務める。旧姓「上埜(うえの)」。 : 基本的にはオーソドックスなデジタル打ちだが、和ほど完璧に効率の計算が出来ないこともあり、大事な局面ではあえて手を崩し、地獄単騎や嵌張(カンチャン)といった悪い待ちで他家からの出和了りを誘うなど、セオリーを無視することによって相手を翻弄する〔アニメスペシャルサイトの竹井 久のキャラクター紹介 より。〕ような戦いを好み、対戦相手を撹乱する。一方で悪待ちを読まれたと見るや、オーソドックスな両(多)面待ちや、空聴リーチをも使用し、相手を疑心暗鬼に陥らせていく。理論派の和からは「わざわざ悪い待ちにするのが理解できない」と言われ、麻雀観で対立したことがあるが、県予選団体決勝中堅戦で最多獲得点数を記録、インターハイ1回戦中堅戦で連荘六本場から他校を飛ばして終了させるなど、その実力は確かなものである。 : 飄々とした態度に反してプレッシャーに弱いところもあり、インターハイ第2回戦第3試合中堅戦では、見せ牌を指摘されるまで気がつかないというレベルで緊張してしまい、愛宕洋榎にいいようにもてあそばれたが後半で立ち直り挽回した。 : 中学3年時、インターミドルで福路美穂子を苦しめた〔久自身は、当時の福路のことはあまり覚えていない。〕が、3回戦を前に途中棄権している。この理由は改姓の経緯と共に明らかでない。ただし麻雀無名校である清澄高校へ進学したことについては、家庭の経済上の理由であると語っている。進学した清澄高校では廃部寸前だった麻雀部を建て直し、インターハイ優勝を目指し静かな闘志を燃やす。 : 学生議会長でもあることから生徒からの信望は厚く、部員からも全幅の信頼を集めている。観察力にも長け、部員との初対局を3連続プラマイゼロで終えた宮永咲の隠された実力と素質を見抜き、和にエトペンを抱かせることでリアルの麻雀でのミスを減らす〔ただし、「半分くらいネタのつもりだった」とも発言している〕など、実戦にも生かしている。 : ツモ和了りする際に牌を親指で跳ね上げ、牌が空中にある間に倒牌し、落ちてきたところを叩きつけるというアクロバティックな仕草を披露することがあるが、鹿倉胡桃を持ってして「あまりのことに注意しそこなった」と言わしめる、完全なマナー違反である。 : 藤田靖子とはタメ口で話し、咲・和の相手を頼めるほどの仲である。靖子が企画した4校合同合宿を仕切り(表向きは清澄高校の主催になっている)、高遠原中学校のマホを使って咲や染谷まこの強化を図る。合宿中の対局を経て、加治木ゆみとの友情が芽生えた。 :; アニメ版 :: インターハイ県予選個人戦では美穂子と予選・本選2度にわたって対戦。予選における初戦では敗れ7位に終わるも、2度目の対戦となった最終10回戦ではトップとなった。しかしながら総合ポイントでは咲に1点足らずで4位となり、個人戦での全国大会出場を逃した。 ; : 声 - 白石涼子 : 2年生。5月5日生まれ。身長158cm。麻雀部次期主将〔『ヤングガンガン』公式サイト に基づく。〕。次鋒を務める。 : 亡くなった祖父の影響〔『咲-Saki- ラブじゃん♥ マホちゃんの必殺技完成!』 スクウェア・エニックス、2010年。〕で広島弁(中国方言ともいう)でしゃべる〔〔アニメスペシャルサイトの染谷まこのキャラクター紹介 でも「広島弁」と明記されている。〕眼鏡っ子。家は「Roof-top」(ルーフトップ)という屋号の雀荘である。 : 染め手が得意。対局中は眼鏡を外すが、目を細めれば対面の捨牌が見える程度の視力はある。家業の関係で幼少時から膨大な量の対局を見ており、現在の卓上と似た過去の牌譜を記憶から引き出して人の顔のイメージに見立て、悪い表情に見えた場合は良くなる方へ歪ませるという風に流れを操作して場を自分有利な状況へ運ぶことができる(眼鏡を外すのはそれを行いやすくするためで、かけたままでも実行は可能)。しかし記憶にない局面には対応することができないため素人とは相性が悪く、県予選団体決勝において妹尾佳織の四暗刻を親かぶり、4位へ転落してしまう。その後の4校合同合宿でも団体決勝戦で対戦した沢村智紀や吉留未春と共に妹尾佳織にリベンジを挑んだが、緑一色で返り討ちにあっている。その4校合同合宿で竹井久の強化策が功を奏し、インターハイ第2回戦第3試合次鋒戦では地区大会での和了率全国1位を誇るエイスリン・ウィッシュアートを完封し、最多獲得点数を記録している。一方でインターハイBブロック準決勝では郝慧宇の中国麻雀を織り交ぜた独特の打ち方からイメージと結果が一致せず、翻弄される一幕もあった。 : 付き合いが長いからか、1年先輩の久ともタメ口で会話している。 :; アニメ版 :: 家の設定が原作から変更されており、幼少時は麻雀好きの祖父が雀荘を経営していたが、その後麻雀卓を設置した喫茶店に業態変更したという設定になっている。 :: 日本泳法の神伝流の使い手である〔アニメ版第20局より。〕。 ; : 声 - 福山潤 : 1年生。2月2日生まれ。身長182cm。宮永咲とは中学時代から現在に至るまでのクラスメイトであり、仲がよい。清澄麻雀部唯一の男性部員でもあり、咲を麻雀部に誘った張本人だが、咲の実力や家庭の事情などを知っていたわけではなく、人数合わせのカモのつもりだった。麻雀はまだ覚えたてで、役もまだよく知らない。 : 原村和にほのかな好意を寄せている一方、片岡優希とは漫才コンビのような関係で、所構わずよくいじられたり、ツッコミを入れたりしている。カピバラという珍しいペットを飼っている。 : 軽めな性格で異性に弱く、特にスタイルのいい女性やルックスの良い女性に目がない。また妄想癖があり、主に和を対象としたいかがわしい妄想にふけることがよくある。 : 麻雀部の雑用係を押し付けられ、特に優希のためのタコス調達要員となることが多いが、特にそれを嫌がっているような描写はなく、むしろハギヨシにおいしいタコスの作り方を教えてもらうなどしている。 : 作者である小林立の日記(2014年5月21日付)によれば、中学時代はハンドボール部で、県予選の決勝まで行ったという。 :; アニメ版 :: 初心者だが、役は最初から覚えている。和だけでなく福路美穂子にも気がある描写がある。 :: インターハイ県予選個人戦では午前中で敗退。4校合同合宿中は留守番しながらネット麻雀でハギヨシと対戦している。 ; : 声 - 白石稔 : 3年生。11月27日生まれ。身長176cm。清澄高校学生議会の副会長。 : 清澄高校が県予選突破後、麻雀部のために生徒や父兄などを集めて麻雀部の応援イベントを行っている。ロリコン疑惑があり、「ムロマホコンビ」へのインタビューの際は裕子が見切れており、まこに「マジじゃったか」と言われている。 ; : 3年生。9月8日生まれ。身長163cm。清澄高校学生議会の会計。 ; : 2年生。11月10日生まれ。身長161cm。清澄高校学生議会の書記。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「咲-Saki-の登場人物」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 List of Saki characters 」があります。 スポンサード リンク
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