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柔利人[じゅうりじん]
柔利人(じゅうりじん)は中国に伝わる伝説上の人種である。牛黎(ぎゅうり、ぎゅうれい)または留利(りゅうり)〔袁珂 著、鈴木博 訳『中国の神話伝説』上、青土社、1993年 ISBN 4-7917-5221-X 378頁〕〔馬昌儀『古本山海経図説』下冊 広西師範大学出版社 2007年(中文) ISBN 978-7-5633-6397-1 800頁〕とも呼ばれる。古代中国では北方に位置する国に棲んでいたとされる。
== 概説 == 古代中国の地理書『山海経』の海外北経・大荒北経によると、柔利国は一目国の東、深目国の西にあり、柔利人は人間の姿をしているが、手や足がひとつずつしかなく、また骨もないという。 類書である王圻『三才図会』では、膝が逆向きにも曲がると記されており、日本の『和漢三才図会』や奈良絵本『異国物語』などでもこの解説が使われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「柔利人」の詳細全文を読む
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