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柳家さくら : ウィキペディア日本語版
柳家つばめ (3代目)[やなぎや つばめ]
3代目柳家つばめ(やなぎや つばめ、1884年明治17年)9月17日 - 1942年昭和17年)2月15日)は落語家。本名、宮尾正造。息子は漫談家の宮尾たか志宮尾すすむの師匠)。
生まれは群馬県伊勢崎の機織業「宮商」の若旦那。30歳の時に一念発起で上京し、1913年1月に3代目柳家小さんに入門。(一説には前座名を小三太と言う)同年に人形町末広亭で初高座、さん三から1916年頃に歌太郎を名乗り旅回りに行く。1918年に「睦会」発足と共に帰京し5代目柳亭左楽の門で同年11月に東橋亭で柳家さくらで真打昇進披露を行った。1928年7月に3代目つばめ襲名。1940年中風にかかり、2年後死去。妻は興行主のような事をし夫を支えた。
弟子に柳家さくら時代に入門した橘流寄席文字家元橘右近がいる。
前座時代は上州訛りがあったが克服した。得意ネタは素噺を中心に「能狂言」「桜風呂」「女学生」「永代橋」「棒だら」「火焔太鼓」「しらみ茶屋」「替り目」「大工調べ」など。また美声を生かした音曲ネタも得意とした。
==出典==

*諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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