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柳家小里ん : ウィキペディア日本語版
柳家小里ん[やなぎや こりん]
柳家 小里ん(やなぎや こりん)は、柳派に属する落語家の名跡。小里ん本人は特に代数を名乗っていないが、8代目朝寝坊むらくが「柳家小里ん」と名乗っている時期があるため、恐らく当代は2代目となる。
*先代 柳家小里ん - 後の8代目朝寝坊むらく(籾山藤朔)。
*俗に初代(2代目) 柳家小里ん - 本項で記述。
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柳家 小里ん(やなぎや こりん、1948年(昭和23年)1月22日 - )は、東京浅草出身の落語家。落語協会所属。本名は安田 雅行(やすだ まさゆき)。古典落語を得意とする。出囃子は「春雨」。紋は剣片喰(けんかたばみ)。血液型はA型。
東京都立江北高等学校卒業。高校時代は落語研究会で活躍するほか体操部にも所属。高校3年の時、高校総体に出場。タンブリングという種目で金メダルを取った。浅草演芸ホールで毎年行われている吉例納涼住吉踊りでトンボを切るなど抜群の運動神経の持ち主である。
高校卒業後、大学受験にチャレンジするも失敗、5代目柳家小さんの門をたたき、内弟子として目白の師匠の家に住み込みで修行に励む。内弟子として共に修行した兄弟弟子には、柳家小ゑん(現・6代目柳家小さん)、柳家小よし(現・柳亭小燕枝)、柳家小二三(現・柳家三寿)がいる。1974年二つ目昇進「小里ん」に改名。1983年9月に真打昇進、現在に至る。
柳派の滑稽落語の世界を大事にし、落語らしい落語を演じることを心がけている。また、趣味が高じてか廓噺にも並々ならぬ力を注いでいる。趣味は相撲観戦、相撲の形態模写も得意。
== 略歴 ==

*1969年1月 5代目柳家小さんに入門。前座名「小たけ」
*1974年5月 二つ目昇進 「小里ん」に改名
*1980年 日刊飛切落語会 努力賞
*1981年 第7回 国立演芸場 花形若手演芸会新人賞 銀賞 「お化け長屋」
*1983年9月 真打昇進
*1985年 第23回 国立演芸場 花形若手演芸会新人賞 金賞 「五人廻し」
*1986年 第6回 国立演芸場 花形新人大賞 大賞
*1986年 芸術祭賞
*1987年 昭和61年度 第3回 浅草芸能大賞 新人賞

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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