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柳田布尾山古墳[やないだぬのおやまこふん]
柳田布尾山古墳(やないだぬのおやまこふん)は、富山県氷見市柳田にある前方後方墳である。 == 概要 ==
全長107.5メートルの規模を有し、前方後方墳としては全国で9番目、日本海側に面する前方後方墳としては最大の規模を誇る。前方後円墳を含めても北陸地方で五指にはいる規模である。この古墳は地元研究者の踏査によって1998年に発見された。2001年には国の史跡に指定されている。保存状態は非常に良好であったが、後方部は盗掘を受けており、副葬品などはほとんど見つかっていない。発掘調査の結果、埋葬施設は粘土槨と木棺を用いたものであることが確認されている。 前方後方墳は北陸地方では古墳時代前期に特徴的にみられ、伴出の土器などからも古墳時代前期に推定される。周辺の前期古墳と比して隔絶した規模を有し、また、立地などを考慮すると周囲の海上勢力をおさえた人物が被葬者であったことも考えられる。 なお、本古墳の東に隣接して径20メートルの2号墳(円墳)が所在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「柳田布尾山古墳」の詳細全文を読む
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