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柴壁の戦い[さいへきのたたかい]
柴壁の戦い(さいへきのたたかい)は、中国の五胡十六国時代末期の402年5月に北魏と後秦との間で起こった合戦である。柴壁とは現在の山西省襄汾県である。 == 概要 ==
=== 合戦まで === 383年10月に前秦がで東晋に大敗を喫して弱体化すると、配下部族の自立が相次いだ。その中で羌の姚萇が後秦を、代の皇族の生き残りであった拓跋珪(道武帝)が北魏を建国して自立する。後秦は姚萇、その息子の姚興の時代にかけて旧主の苻堅をはじめとする苻氏一党を殺戮して前秦を滅ぼし、さらに後仇池、西秦、東晋なども圧迫して勢力を拡大した。一方の北魏も後燕を滅ぼして勢力を拡大していた。 華北の二大勢力となった両国は、やがてオルドスの支配をめぐって衝突する。この時は後燕と衝突していた北魏が敗れてオルドスは後秦に奪われた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「柴壁の戦い」の詳細全文を読む
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