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栃原岩陰遺跡[とちばらいわかげいせき] 栃原岩陰遺跡(とちばらいわかげいせき)は、長野県南佐久郡北相木村で1965年に発見された縄文時代早期の岩陰遺跡である。所在地は北相木村字東栃原上ノ段。1987年(昭和62年)国の史跡に指定された。 == 概要 == 栃原岩陰遺跡は、10体以上の縄文時代早期の人骨が出土したことで知られる。土器、石器、骨角器、食料にしたと思われる多数の動物(江戸後期から近代に絶滅したニホンオオカミを含む哺乳類、爬虫類、淡水魚類など)の骨なども出土しており、縄文時代早期の衣食住の研究に非常に多くの資料を提供している。遺物のなかで、骨製の釣針、縫い針の精巧さは類を見ず、当時の人々の技術水準の高さを物語る。 これらの遺物の多くは出土人骨から復元された「相木人」の頭部復元模型などとともに北相木村考古博物館に展示されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「栃原岩陰遺跡」の詳細全文を読む
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