|
EMシステムズ(イーエムシステムズ、登記上は株式会社イーエムシステムズ)は、調剤薬局向けシステム事業及びその関連事業を行う企業である。東京証券取引所第一部上場企業(コード4820)。 == 概要 == 自動車販売業勤務の國光浩三が創業。勤務先でコンピュータシステムを導入し飛躍的に業務改善がなされたを目の当たりにし、新規事業を模索した〔週刊ダイヤモンド 2003年1月11日号 92-93ページ〕。國光はIT化が遅れていた医薬部門に着目し、セイコーエプソンメディカル部門の関西地区の代理店(関西エプソンメディカル)としてスタートを切った〔。 1987年にセイコーエプソンが医療用パソコン事業から撤退を決めたが、國光は逆にセイコーエプソンメディカル部門のすべてを事業継承した〔。現社名のEMは「エプソンメディカル」に由来する〔。調剤薬局部門は全国5万店とも言われる薬局へのIT化が見込まれた部門であり、販売代理店を持たず全国規模でのリース形式による直販、メンテナンス無料といった販売・サポート形態が時代にマッチした〔。 こうして調剤薬局システム部門は軌道に乗り、日本国内シェア約3割のトップ企業となった〔。2000年12月にナスダックJに店頭公開を果たし、2003年5月に東京証券取引所市場第二部に上場、更に2012年11月に市場第一部に上場した。 医科システムとして、2009年7月に診療所向け医事会計システム「Medical Recepty NEXT TYPE 1」(「Medical Recepty NEXT(MRN)クラークスタイル」に名称変更)の販売を開始した。2010年2月には株式会社ビー・エム・エルと共同で株式会社メデファクトを設立し、2011年4月1日よりメデファクトの開発したレセプトコンピュータ一体型の無床診療所向け電子カルテを「Medical Recepty NEXT(MRN)カルテスタイル」のブランド名で販売している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「EMシステムズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|