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株式会社東京ドーム(とうきょうドーム)は、東京ドーム・東京ドームシティアトラクションズ(旧後楽園ゆうえんち)などを運営する会社。旧称後楽園スタヂアム。東京都文京区に本社を置き、東京ドームグループという企業グループを展開している。 == 解説 == 資本・融資関係では第一勧銀グループ(旧勧銀十五社会や第一勧銀グループ三金会に加盟)・みずほグループに所属している。 元々後楽園球場建設のために会社が設立され、後楽園球場時代から現在の東京ドームに至るまで、読売ジャイアンツの本拠地として定着している。 ジャイアンツの親会社である読売新聞グループ本社および日本テレビ放送網との直接の資本関係は無いが、読売新聞グループ本社系列の株式会社よみうりランドの大株主である。なお、よみうりランド同様に公営競技場の場外投票券発売施設を所有運営しており、かつては後楽園競輪場も所有していた。2015年現在も子会社が公営競技場を所有している。 小林一三が設立に参加していたこともあり、旧来より阪急阪神東宝グループとも資本・取引等で関係が強い(第4代社長・田邊宗英は小林の異母弟、第5代社長・真鍋八千代は小林と田邊の義従弟に当たる)。 東京ドームシティ・札幌・熱海の後楽園ホテルとは別に、かつては「舞子後楽園(スキー・ホテル・ゴルフ場)」・「城島後楽園(ゆうえんち・ホテル・ゴルフ場)」をはじめとする6つのリゾート・ゴルフ場や、アエルなど中小の消費者金融業者へ事業資金(貸付金)の融資を行う卸金融業「後楽園ファイナンス(登記上はフアイナンス)」を有し、多角面な経営を行っていた。 しかし、2006年(平成18年)7月中間期連結決算で、金融事業が貸金業の環境変化による貸倒引当金等の損失計上が引き金となり過去最大の赤字を計上したことから、リゾート事業はモルガン・スタンレー系のセントレジャー・グループへ売却。金融事業については後楽園ファイナンス子会社の「サイエンスファクタリング」「理想ゴルフサービス」を東京ドームが特別清算し、ファイナンス社はローンスターへバルク売りと噂される程の安価(500億円)で売却された。その後、2007年(平成19年)度連結決算で736億円の特別損失が発生している。この整理が完了した事で、現在は東京ドームシティの施設運営を核にした事業経営を行っている。 株式会社東京ドーム本体の流通・小売部門に「SHOP IN」(ショップイン)がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京ドーム (企業)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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