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核家族化 : ウィキペディア日本語版
核家族[かくかぞく]
核家族(かくかぞく)とは社会における家族の形態のひとつ。拡大家族大家族、複合家族と対になる表現である。米国の人類学者であるジョージ・マードック人類に普遍的ですべての家族の基礎的な単位という意味で用い始めた"nuclear family"という用語の和訳であり、〔祖父江孝男『文化人類学入門・増補改訂版』(中公新書560)、中央公論新社、1990年、p.131。〕夫婦や親子だけで構成される家族のことである。
==概要==
核家族とは具体的に、以下である。
#夫婦とその未婚の子供
#夫婦のみ
#父親または母親とその未婚の子供
のいずれかからなる家族を指す。日本では核家族世帯が60%近くを占める。
「核家族」が日本の家族の形態の中心であることは長い間変わっていない。その内訳は「夫婦のみ」が約20%、「夫婦と子」の形態が約30%、一人親家庭が約8%である〔『現代用語の基礎知識』(2007年(平成19年版))、自由国民社。〕。
大家族に比較して、転居や住居の改造など居住に関するフレキシビリティーが高く、親類間のプライバシーが維持しやすいが、多人数で同居する大家族と比べて、親子三世代による家事労働や育児、家内労働の分担がしづらくなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「核家族」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nuclear family 」があります。



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