翻訳と辞書
Words near each other
・ 核小体形成狭さく
・ 核小体形成部位
・ 核小体染色体
・ 核小体様中心体
・ 核小体欠失突然変異
・ 核小体欠失突然変異体
・ 核小体糸
・ 核崩壊
・ 核店舗
・ 核廃棄物
核廃棄物隔離試験施設
・ 核廃絶
・ 核廃絶参議院決議
・ 核廃絶衆議院決議
・ 核廃絶議院決議
・ 核廃絶運動
・ 核弾頭
・ 核弾頭 (曖昧さ回避)
・ 核弾頭ミサイル
・ 核弾頭威力


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

核廃棄物隔離試験施設 : ウィキペディア日本語版
核廃棄物隔離試験施設[かくはいきぶつかくりしけんしせつ]

米国核廃棄物隔離試験施設(Waste Isolation Pilot Plant、または略してWIPP)は、核兵器の研究開発によって生じる超ウラン元素の高レベル・長半減期放射性廃棄物の、恒久的な処分のためのアメリカで最初の地層処分施設である。ニューメキシコ州カールズバッドの東方約42kmに位置している。核燃料サイクルの最終工程である。
==歴史==
米国エネルギー省では1974年に廃棄施設建設を立案し、20年に及ぶ科学調査、公聴会、規制法案の制定などの後1999年3月に操業を開始した。2070年まで操業(廃棄物搬入)の予定である。2010年の時点で9000回廃棄物が搬入された。周辺のカルスト地形などの地質調査は継続中である。
地層の安定していると思われるテキサス西部からニューメキシコ南東部の:en:Delaware Basin岩塩層が適合地として選ばれた。廃棄物保管場所は地下655メートルの厚さ1000メートルの岩塩層中に掘削設置された。岩塩層の物理的可塑性(plasticity)から亀裂などの封印効果が期待されているが、ドイツの岩塩層の地層処分施設:en:Schacht Asse IIでは地下水への放射性物質の漏洩が観測され、貯蔵空間の圧縮・岩塩ドームの崩落なども危惧されている〔サンディア国立研究所 Preservation of Artifacts in Salt Mines at the WIPP Repository 閲覧2011-9-3〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「核廃棄物隔離試験施設」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.