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核爆弾[かくばくだん]
核爆弾(かくばくだん、nuclear bomb)は、核兵器の一種で、核分裂反応や核融合反応を利用した爆弾。現在では、特に航空機から投下される自由落下型核兵器を指して核爆弾の用語が使用される。
==概要== ウランやプルトニウムを核分裂させそのエネルギーを使用する核爆弾のことを原子爆弾(核分裂爆弾)、重水素などを核融合させそのエネルギーを使用する核爆弾のことを水素爆弾(核融合爆弾)という。 初期の核兵器はいずれも航空機から投下される航空爆弾として運用された。米国のリトルボーイMk.1、ファットマンとファットマンから派生したMk.3、英国の核爆弾ブルーダニューブMk.1(青きドナウ)、及び水素爆弾イエローサンMk.1(黄色い太陽)といった開発当初の核兵器は、大きくかつ重く、同じく開発されたばかりの弾道ミサイルに搭載して運用するには過大だった。第二次世界大戦が終わってまもなく、各国で核兵器の開発が盛んに行われた1950年代には、有効な核兵器運搬手段としては大型爆撃機しか無く、それゆえ核兵器は航空爆弾として運用されたのである。 人類史上初めてかつ唯一実戦で核爆弾を使用したのが米国であり、投下先は日本の広島、長崎である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「核爆弾」の詳細全文を読む
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