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中標津空港(なかしべつくうこう、)は、北海道標津郡中標津町にある地方管理空港。設置管理者は北海道(釧路総合振興局建設管理部釧路建設管理部中標津空港管理事務所)。 定期路線を就航している全日空グループでは根室中標津空港(ねむろなかしべつくうこう、)の名称を使用し、空港ビル運営会社名も根室中標津空港ビル株式会社である。 == 概要 == 中標津空港は北海道最東端の空港で、中標津町市街から北西約4 km(バスで約10分)の平坦な牧草地に位置する。JR北海道標津線廃止後の交通空白を埋める空港として、根室管内の玄関口としての役割を担ってきた。 ただし空港建設の経緯が他の道内空港と異なり、周辺は酪農地帯に立地する。根室振興局が置かれる根室市中心部へは80 km以上離れている。当空港から100 km圏内でマリモで有名な阿寒湖や摩周湖、屈斜路湖、知床など自然景観に恵まれた観光地が多数あり、観光需要を支えている。札幌市や東京への時間距離が長いこの地域において、高速交通手段として航空の果たす役割は非常に大きい。 年間乗降客数は、2007年頃までは20万人台前半で推移していたが、新型インフルエンザや世界金融危機などによる旅行客の減少により、2008年以降は18万人前後となっている。2013年度は、国内192,852人。 空港の周囲が大酪農地帯で、石垣空港と並び日本を代表する「香り立つ」空港の1つとなっている。過去に日本テレビのドラマ『星の金貨』や、映画「釣りバカ日誌20ファイナル」〔釣りバカ日誌20ファイナル 〕のロケ地にもなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中標津空港」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nakashibetsu Airport 」があります。 スポンサード リンク
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