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根岸住宅地区[ねぎしじゅうたくちく]
根岸住宅地区(ねぎしじゅうたくちく )は、神奈川県横浜市中区・南区・磯子区に位置する在日アメリカ海軍の住宅専用施設(米軍住宅)。既に日米間で返還が合意され、2014年6月には域内の学校と教会が閉鎖、2015年初頭段階で全住宅のうち1割程度しか使われてない〔戦後70年 第1部 米軍施設は今:根岸「陸の孤島」に暮らす (読売新聞 2015年2月11日付、2015年9月17日閲覧(同日付のウェブ魚拓キャッシュ ))〕。国有地・民有地が入り組むため跡地利用が課題となっている〔根岸住宅地区が返還されたらどうなるの? (はまれぽ.com 2012年2月6日) 〕。 == 概要 == 1947年(昭和22年)に陸軍工兵隊により住宅が建設され、「X住宅地区」と命名される。当初は陸軍の管轄であったが、その後に海軍の管轄となり名称も「根岸住宅地区」となる。 住宅385戸の他、消防署、教会、小学校、保育園、独身兵士宿舎、レストラン、プール、診療所などが存在する。当住宅地区の住居番号は500から始まっているが、これは1から499までの住居番号が1982年(昭和57年)に返還された「横浜海浜住宅地区」(横浜市中区本牧)に存在していたため。 慢性的な住宅不足から、逗子市と横浜市にまたがる池子住宅地区へ数百戸の住宅を建設する条件で、根岸地区の返還が合意された。さらに2015年内に当地区居住者(消防などの部隊を除く、米海軍関係者とその家族)の退去が完了する見込みで、返還の実現に向けて大きく前進することとなった〔12月めどに居住者退去 根岸住宅地区 消防などは残留米軍調整 (神奈川新聞:カナロコ 2015年8月11日)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「根岸住宅地区」の詳細全文を読む
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