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樹木葬[じゅもくそう]
樹木葬(じゅもくそう)は、墓石ではなく墓碑として樹木を指定した葬儀の仕方。樹林墓地(じゅりんぼち)とも呼ばれる。 == 概要 == 樹木葬は、墓地、埋葬等に関する法律による許可を得た墓地(霊園)に遺骨を埋葬し、遺骨の周辺にある樹木を墓標として故人を弔う方法である。遺骨を埋葬するたびに新しい苗木を1本植えるケースや、墓地の中央にシンボルとなる樹木を植え、その周辺の区画に遺骨を埋葬するケースなど様々な方法がある。 墓地によって、全体を樹木葬墓地とする場合と、一般墓地や芝生墓地と樹木葬墓地を併用する場合がある。 墓碑として用いられる樹木は大きくならない低木が一般的で、ハナミズキ、サルスベリ、ウメモドキ、エゾアジサイ、ムシカリ、ツリバナ、モミジ等があげられるが、植樹する地域で生育できること、生態系に悪影響を与えないことなどが配慮される。 ペットなどの動物葬では以前からよく行われていたが、人間のための樹木葬墓地は1999年に岩手県一関市に登場したのが日本初である。2012年には、小平霊園に都立霊園初の樹林墓地が完成した〔都立霊園初・樹林墓地が完成-現地案内会を開催 東京都〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「樹木葬」の詳細全文を読む
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