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梁瀬長太郎[やなせ ちょうたろう]
梁瀬 長太郎(やなせ ちょうたろう 1879年〈明治12年〉12月15日 - 1956年〈昭和31年〉6月11日〔)は、日本の実業家である。株式会社ヤナセの創業者として知られる。 == 人物 ==
===生い立ち=== 群馬県碓氷郡豊岡村(現在の高崎市)に、梁瀬孫平の長男として生まれる。梁瀬家の先祖は甲州武田家の遺臣であり、武田勢が戦いに敗れた時、群馬県まで逃げ高崎の一歩手前の豊岡村に土着して農業、精米、養鯉などを家業としていたという〔『私の履歴書 昭和の経営者群像⑧』 232、234頁〕。 豊岡村の小学校を卒業すると単身上京、東京府尋常中学校(のちの府立一中)に通う。故郷の豊岡村から自分で農産物を持ってきて、下宿の前で近所の人に安く売るなどして、学費と部屋代、本代をまかない、苦学して卒業した〔『私の履歴書 昭和の経営者群像⑧』 236頁〕。 1904年(明治37年)、東京高等商業学校(現在の一橋大学)を卒業した梁瀬は大阪商船(現商船三井)に入社し、その後三井物産に転じた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「梁瀬長太郎」の詳細全文を読む
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