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サイカチ
サイカチ(皁莢、学名:''Gleditsia japonica'')はマメ科ジャケツイバラ亜科〔クロンキスト体系ではジャケツイバラ科とする。〕サイカチ属の落葉高木。別名、カワラフジノキ。漢字では皁莢、梍と表記するが、本来「皁莢」はシナサイカチを指す。 樹齢数百年というような巨木もあり、群馬県吾妻郡中之条町の「市城のサイカチ」や、山梨県北杜市(旧長坂町)の「鳥久保のサイカチ」のように県の天然記念物に指定されている木もある。 == 特徴 == 幹はまっすぐに延び、樹高は15mほどになる。幹や枝にはするどい棘が多数ある。葉は互生する。1回または2回の偶数羽状複葉で長さ20-30cm。長さ2cmほどの長楕円形の小葉を6-12対もつ。花は雌雄別で初夏、5-6月に咲く。長さ10-20cmほどの総状花序。花弁は4枚、黄緑色で楕円形をしている。秋には長さ20-30cmで曲がりくねった灰色の豆果をつけ、10月に熟す。鞘の中には数個の種子ができる。種子の大きさは1cmほど。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サイカチ」の詳細全文を読む
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