翻訳と辞書 |
梶の葉[かじのは]
梶の葉(かじのは)とは、カジノキの葉のこと。または、それを模した日本の家紋である。 == 概要 == 「梶の葉」は、梶紋の一種で特にカジノキの葉を図案化したものをいい、梶紋にはカジノキの花を図案化した「梶の花(かじのはな)」もある。元は、コウゾの葉を図案化した「楮紋(こうぞもん)」とに区別されていたが、同様の形状のため後にまとめて梶紋とされた。 梶の葉は、柏の葉と同じように食器として用いられ、後に神前の供物を供えるための器として用いられたことから、神職に用いられるようになった。 文様としては、『吾妻鏡』に見る、武田信義の諏訪上宮で見たという夢の話に登場する「…梶葉文の直垂を着し、葦毛の馬に駕すの勇士一騎、…」が初見とされている〔高澤等著『家紋の事典』東京堂出版 2008年〕。 諏訪神社が神紋として用いるほか、江戸時代には諏訪氏をはじめとして松浦氏、安部氏など4家の大名と四十余家の幕臣が用いている。苗字に「梶」の字を用いる家が用いる場合もある〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「梶の葉」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|