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梶田秀司 : ウィキペディア日本語版
梶田秀司[かじた しゅうじ]

梶田 秀司(かじた しゅうじ、1961年(昭和36年)1月 - )は、日本ロボット工学者東京工業大学博士(工学)ヒューマノイドロボットHRP-2HRP-4Cの開発メンバーであり、著書に「ヒューマノイドロボット」がある。
東京工業大学ロボット技術研究会、小林彬研究室を経て、工業技術院 機械技術研究所、産業技術総合研究所 知能システム研究部門で二足歩行ロボット、ヒューマノイドロボットの研究開発に従事。2015年DARPAロボティクス・チャレンジにも出場した。
== 来歴・人物 ==
1961年愛知県生まれ。梶田は東京工業大学に進学し、学生サークル「ロボット技術研究会」で活動。小林彬の元で二足歩行の研究に取り組む〔自身のツイッターで小林彬研究室で二足歩行研究を始めさせてもらったことを振り返っている(''「#外部リンク」''参照)。〕。1985年東京工業大学大学院理工学研究科制御工学専攻を修了後、工業技術院機械技術研究所入所。継続して二足歩行の研究に従事し、1996年に東京工業大学において、論文博士で博士(工学)を取得する。同年のホンダP2発表には衝撃を受ける。
1996年2月よりカリフォルニア工科大学客員研究員を1年務めた後、1998年から「人間協調・共存型ロボットシステム」プロジェクト(Humanoid Robotics Project:HRP)に参加。川田工業産業技術総合研究所(機械技術研究所等が再編)の共同でHRP-2を開発し、二足歩行や分解運動量制御などの全身運動制御を研究する。また、2005年には梶田が編集・執筆を務めた専門の入門書「ヒューマノイドロボット」が出版される。この本では、二足歩行やヒューマノイドロボットの全身運動生成などについて基礎から最新の研究動向・歴史まで書き起こしてある。
HRP-4Cの開発など産業技術総合研究所におけるヒューマノイド研究をリードし、2015年にはDARPAロボティクス・チャレンジにも出場した。
リチャード・ファインマンの言葉「技術が成功するためには、宣伝活動より現実を見据えることが大切だ。自然を騙すことはできないのだから。」が好きで、自身の公式ホームページなどで紹介している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「梶田秀司」の詳細全文を読む



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