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梶田隆章 : ウィキペディア日本語版
梶田隆章[かじた たかあき]

梶田 隆章(かじた たかあき、1959年3月9日〔 -)は、日本物理学者天文学者である。埼玉県東松山市〔出身。東京大学宇宙線研究所長・教授、兼同研究所附属宇宙ニュートリノ観測情報融合センター長〔、カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員、東京理科大学理工学部物理学科非常勤講師。専門はニュートリノ研究。ニュートリノ振動の発見により、2015年アーサー・B・マクドナルドと共にノーベル物理学賞を受賞した〔。
== 生い立ち ==
1959年3月9日、埼玉県東松山市農家に生まれる。幼少期から特に自然に興味があったわけではなかったが、読書が好きで、両親に「お茶の水博士になりたい」と話したこともあった〔。
暗記よりも考える勉強を好み、高校の授業では物理、生物世界史日本史などに興味を持ち、特に地学が好きだった。苦手科目は古文漢文。中学時代の身長は150センチメートル程度だったが、高校に入ってから180センチメートルを超えるまで伸びた〔〔。
埼玉大学物理学を専攻して素粒子に興味を持つようになる。研究者になれる自信はなくあまり勉強していなかったが、大学3年次に大学院に進学することを決意した〔〔。
成績は小中学校では一夜漬けの勉強でもトップクラスだったが、県内の進学校である高校では中の下程度で、大学時代は高校から続けていた弓道の部活動に熱中し、大学院入試は全く解けなかったという。妻とは埼玉大学弓道部で3年次に共に副将を務めた〔。大学院で研究に本腰を入れるようになる〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「梶田隆章」の詳細全文を読む



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