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シキミ
シキミ(樒、櫁、梻 ''Illicium anisatum'')はシキミ属の常緑高木である。有毒で、実の形状は中華料理で多用される八角に似る。仏事に用いるため寺院に植栽される。 == 特徴 == 常緑樹で、高さは10メートル程度、胸高直径は30センチメートルとなる。樹皮は暗い灰褐色になり、老木になると縦の裂け目を生じる。若枝は緑色。 葉は、枝の先端に集まってつき、短い葉柄を持つ楕円形から倒卵形を帯で、長さ5-10センチメートル、深緑色でつやがある。葉の質はやや厚く、何となく波打ったようになることが多い。葉の先端は急に突き出して鈍端。 花は葉の付け根から一つずつ出て春に咲く。花びらは淡黄色で細長く、ややねじれたようになる。果実は扁平で周囲に8本の突起が出ている。上面が裂開し種子が出る。種子は褐色でつやがあり、小さいドングリを押しつぶしたような形をしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シキミ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Illicium anisatum 」があります。
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